2022年1月28日(金)~30日(日)に、オンラインのみで開催されるeスポーツの競技大会と展示会からなるイベント“東京eスポーツフェスタ2022”。

 eスポーツの普及と関連産業の振興を目的として、東京都や業界団体などで構成する東京eスポーツフェスタ2022実行委員会主催により行われる同イベントでは、『eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム』、『グランツーリスモSPORT』、『太鼓の達人 Nintendo Switch ば~じょん!』、『パズドラ』、『ぷよぷよeスポーツ』、『モンスターストライク』の6種のタイトルでの競技が実施。初心者でも気軽に参加できるeスポーツ企画として『Fall Guys: Ultimate Knockout』の大会も開催予定となっている。

 そんな東京eスポーツフェスタ2022の公式アンバサダーに就任したのが、人気コスプレイヤーのえなこさん。ファミ通.comでは、えなこさんにインタビューを実施。公式アンバサダー就任の感想や、えなこさん自身のゲームプレイ、オリジナルコスチュームなどについて、お話を伺った。

えなこさんに“東京eスポーツフェスタ2022”公式アンバサダーに就任した意気込みを聞く。「eスポーツ関連のお仕事はまさに念願だった」

えなこさん

コスプレを中心にモデルや声優、テレビ出演などマルチに活動中のコスプレイヤー。“東京eスポーツフェスタ2022”公式アンバサダー。

負けず嫌いなので、プレイヤーとして大会に出たら負けたときに再起不能になってしまいそう

――まずは、東京eスポーツフェスタ2022公式アンバサダーに就任されたご感想をお聞かせください。

えなこ3~4年くらい前から、ゲームやeスポーツ関係のお仕事がしたいというのは、マネージャーさんにずっとお願いしていたので、ようやく夢がかなったというか、念願が実現できて嬉しい気持ちでいっぱいです!

――えなこさんは、eスポーツのどういった部分に惹かれているのでしょうか?

えなこ自分が遊んでいるゲームを見るのはもちろん好きなのですが、自分が知らないゲームでも、なんとなく見ていても内容がわかるのがおもしろいところだなと思います。ほかにも、自分はそんなにゲームがうまくないので、プロの方によるガチの競技シーンを見ていると「うまい人だとこういう景色が見られるんだ!」という、いちプレイヤーとして勉強になったりしますし、感動もあります。自分ではああいう風にはできないので、そういうところに見惚れます。

――ちなみに、東京eスポーツフェスタ2022の運営の方々は、えなこさんをアンバサダーに選んだ理由とかを、打ち合わせ時とかに話されていました?

えなこうかがってはいないですね。ただ、私はゲームが好きというのはいろいろなメディアで話していましたし、あとクールジャパン・アンバサダーもやっているので、いろいろな積み重ねがあって選ばれたのかなと。

えなこさんに“東京eスポーツフェスタ2022”公式アンバサダーに就任した意気込みを聞く。「eスポーツ関連のお仕事はまさに念願だった」

――イベントでは、各タイトルごとの競技大会がありますが、競技種目の中でえなこさんが興味のあるタイトルはありますか?

えなこもちろん全部なのですが、強いて挙げろと言われれば『ぷよぷよeスポーツ』かなあ。『ぷよぷよ』自体は昔から触ったことはあったのですが、ちゃんとやり始めたのはここ1~2年くらいなんです。連鎖の仕組みをちゃんと考えるとか、“勝ちに行く『ぷよぷよ』”をやるようになったのはここ数年くらいです。ただ、すごく難しくて……。プロの方はものすごく連鎖をつないでいますよね。「どうやって連鎖を組み立てているんだろう?」とか、勉強することがいっぱいあって楽しいです。

――以前、FPSをプレイされるとお話していたのを就任会見でうかがったのですが、えなこさんが日頃プレイされるのって、FPSが多いのですか?

えなこそうですね。いまだと『Apex Legends』とか……あとはFPS以外だと、『あつまれ! どうぶつの森』ですね!

――おお! それはまた両極端な感じでギャップが……。そういえば、就任時の会見では500万円くらい課金しているタイトルがあるとのことでしたが……。

えなこ放置少女~百花繚乱の萌姫たち~』ですね。1~2年前に始めたばかりなのですが、女の子がかわいくてついつい……。あとほかのプレイヤーに負けたくなくて。

えなこさんに“東京eスポーツフェスタ2022”公式アンバサダーに就任した意気込みを聞く。「eスポーツ関連のお仕事はまさに念願だった」

――──ああ、負けず嫌いな一面もあるんですね。eスポーツが好きな理由もそういった“勝ち負け”の部分が関係しているのでしょうか?

えなこそうですね。私がもしプレイヤーとして大会に出たら、負けてしまったときにたぶん再起不能になってしまうので、競技者としては絶対に向いていないと思います(笑)。

――そうなんですか!? えなこさんも大会に参加して腕試しをするというのもアリだと思うのですが……。

えなこそれで負けたら、私はたぶん相手のプレイヤーを恨んでしまいますね。すごく怒るというか(笑)。

――「勝負事で負けてしまう」という部分がダメなのですか?

えなこつぎに勝ったらその大会に出られるとか、カメラが回っているときとか、特別な1戦だとダメなんです。

――負けられない戦いであるほど熱くなるんですね。

えなこはい。もう入り込みすぎて、とにかく熱くなりすぎてしまうので、私はやはりそういう意味でも見ているほうが好きかなと思います。

えなこさんに“東京eスポーツフェスタ2022”公式アンバサダーに就任した意気込みを聞く。「eスポーツ関連のお仕事はまさに念願だった」

サイバーな雰囲気のオリジナル衣装に注目!

――東京eスポーツフェスタ2022では、限定コスチュームを着用されるようですが、この衣装のイチオシのポイントをご紹介いただけますか?

えなこゲームを意識したサイバーっぽい布の質感ですね。あとはゲームには必須のヘッドホンをしていたりとか。ほかにもアウターの左胸や背中に“東京eスポーツフェスタ”のロゴが入っていて、アンバサダー感がたくさん表現できている衣装だと思います。あとは、アウターの大きなシルエットがゲームのキャラクターっぽくて、かわいい感じに仕上がったかなと。

――ネコ耳のヘッドホンもゲーマーを意識されたとか。

えなこそうですね。ネコ耳や大きなシルエットとかは、全ゲーマーが好きなところですね(笑)。私もいちゲーマーなので、自分が好きな要素をたくさん詰め込みました! 布の質感もサイバーっぽく光沢のあるデザインにしてもらっています。

えなこさんに“東京eスポーツフェスタ2022”公式アンバサダーに就任した意気込みを聞く。「eスポーツ関連のお仕事はまさに念願だった」

――今回の東京eスポーツフェスタ2022を筆頭に、eスポーツ業界の盛り上げに貢献したいとのことでしたが、えなこさんの今後の活動も含めて具体的にはどのようなことを考えていますか?

えなこ“東京eスポーツフェスタ2022”を楽しめるように、私もSNSや会場で盛り上げてがんばります! 今後の展開としても、このイベントが今後もどんどん続けばいいなと思います。いろいろなゲームタイトルがありますので、そういった個々の大会にも呼ばれたらいいなと個人的には思っています。

――最後に、東京eスポーツフェスタ2022を楽しみにしているユーザーに向けて、メッセージをお願いします。

えなこ本当は会場で皆さんにお会いしたかったのですが、ぜひ動画視聴で楽しんでもらえたらうれしいです!

えなこさんに“東京eスポーツフェスタ2022”公式アンバサダーに就任した意気込みを聞く。「eスポーツ関連のお仕事はまさに念願だった」