日々めまぐるしく入れ替わるTwitterのトレンドには、昔懐かしの作品名が前触れもなく登場することも。みなさんは2022年1月5日~1月11日の期間中、どんな言葉がトレンド入りしたかご存知ですか? 今回は、1月10日のトレンドワード『赤ずきんチャチャ』に注目していきます。
なぜ平成の大人気作品がトレンド入りに?
そもそも『赤ずきんチャチャ』とは、1992年~2000年に少女マンガ雑誌『りぼん』にて連載されていた彩花みん先生のドタバタギャグコメディ。赤いずきんがトレードマークの魔女見習い・チャチャを主人公に描いた作品で、1994年よりテレビアニメが放送されました。
マンガ『赤ずきんチャチャ』1巻(Amazon.co.jp)では、なぜいまになって本作がトレンド入りしたのかというと、ことの発端は香取慎吾さんのツイート。
2022年1月10日に「AndJustLikeThatをみようとしたら赤ずきんチャチャをみてしまった」、「リーヤくん、お久しぶりです」と自身のTwitterを投稿したところ、10000件以上のリツイートと34000件ものいいねが殺到する事態に。ネット上には「めちゃくちゃ懐かしすぎる!!」、「『赤ずきんチャチャ』は私のバイブルでした」などのコメントが飛び交い、令和の世に本作がトレンド入りを果たしたのです。
AndJustLikeThatをみようとしたら
赤ずきんチャチャをみてしまった
リーヤくん、お久しぶりです
#UNEXT
— 香取 慎吾 (@ktrsngofficial)
2022-01-10 03:25:21
リーヤとはチャチャのボーイフレンドであり、ふかふかの狼になる狼男の少年。アニメ版ではこのリーヤ役を香取慎吾さんが務め、さらにオープニング主題歌は1994年にリリースされた『君色思い』を引っさげてSMAPが担当していました。
またリーヤといえば、ドラマ『古畑任三郎』シリーズでその名が登場したことも。本作に出演していた香取さんに対し、古畑任三郎(田村正和さん)が「『赤ずきんチャチャ』でリーヤの声やってたの香取さんでしたね」と言及しているのです。
古畑任三郎も認識していた香取さん演じるリーヤ。その本人が発端となった今回の一件には、ファンの喜びもひとしおだったことでしょう。