『ドカベン』、『大甲子園』、『あぶさん』、『野球狂の詩』などで知られる漫画家・水島新司氏が2022年1月10日に逝去されていたことが報じられた。享年82歳。マンガファンのみならず、野球ファン、野球選手からも広くされる人気作家で、2003年には『激闘プロ野球 水島新司オールスターズVSプロ野球』が発売されるなど、ゲーム業界にも関連コンテンツを提供していた。

 『激闘プロ野球 水島新司オールスターズVSプロ野球』は、2003年にアーケード版が稼働し、その後、ニンテンドーゲームキューブとプレイステーション2向けとしても発売された野球ゲーム。『ドカベン』を始め、『あぶさん』『野球狂の詩』など水島作品のキャラクターたちが総勢35人登場する作品だった。

『ドカベン』漫画家の水島新司先生が逝去。『激闘プロ野球 水島新司オールスターズVSプロ野球』などゲーム業界にもコンテンツを提供
『ドカベン』漫画家の水島新司先生が逝去。『激闘プロ野球 水島新司オールスターズVSプロ野球』などゲーム業界にもコンテンツを提供

 ちなみに、上記の作品を遡ること13年前、1990年にはファミコン用ソフトとして『水島新司の大甲子園』という野球ゲームも発売。こちらは、明訓高校を操作しながら大甲子園優勝を目指す、コマンド選択式野球ゲームだった。

 

『ドカベン』漫画家の水島新司先生が逝去。『激闘プロ野球 水島新司オールスターズVSプロ野球』などゲーム業界にもコンテンツを提供
『ドカベン』漫画家の水島新司先生が逝去。『激闘プロ野球 水島新司オールスターズVSプロ野球』などゲーム業界にもコンテンツを提供

 水島先生は、2020年12月1日に多くのファンから惜しまれつつも、作家活動からの引退を表明。それから約1年後の訃報となった。漫画界のみならず、多くのエンタメ業界に作品を提供してれた巨匠のご冥福をお祈りしたい。