D4エンタープライズは、レトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”にて、新規コンテンツ『スタークルーザー(メガドライブ版)』の配信を開始した。

 本作は、1990年に発売されたアクションRPG。プレイヤーは、3Dで構築された地上や宇宙空間を舞台に探索、戦闘、情報収集などをしながらVOIDとの戦いに身を投じることになる。

以下、リリースを引用

<News>レトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』2021年11月30日に『スタークルーザー(メガドライブ版)』をリリース

 2021年11月30日、レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行なっている株式会社D4エンタープライズ(本社・東京都千代田区 代表取締役・鈴木直人)は、同社が運営するレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』において、新規コンテンツ『スタークルーザー(メガドライブ版)』のリリースを開始しました。

レトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』にて『スタークルーザー(メガドライブ版)』が配信開始。1990年に発売されたアクションRPG
レトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』にて『スタークルーザー(メガドライブ版)』が配信開始。1990年に発売されたアクションRPG
レトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』にて『スタークルーザー(メガドライブ版)』が配信開始。1990年に発売されたアクションRPG
  • タイトル:スタークルーザー(メガドライブ版)
  • ジャンル:アクションRPG
  • メーカー:extreme
  • 配信サイト
  • 発売日:2021年11月30日
  • 価格:440円(※キャンペーン終了後は880円での配信となります。)

 24世紀、人類は、重力カタパルトと呼ばれる一種のワープ装置の発明により、ソル星系(太陽系)を中心に「地球連邦」という、4つの星系(ソル、アルファケンタウリ、シリウス、バーナード)を統治する統一国家を形成していた。

 人類の勢力範囲が広がった結果、やがて広大な銀河にまたがる大文明「汎銀河連邦」と遭遇し、異星人との間に公の交流が始まった。しかし、この交流は異星人側に主導権があり、これを不満とする者たちによる暴動やテロ、内乱が相次いで起こり始めた。その影響は相当なもので、「地球連邦」の事実上の崩壊など、以後数世紀に渡る混乱を招くことになってしまったのである……。

 本作は1990年にリリースされたアクションRPGです。プレイヤーはハンターのブライアン(名前の変更は可能)となって、3Dで構築された地上や宇宙空間を舞台に探索、戦闘、情報収集などをしながらVOIDとの戦いに身を投じることになります。

 本作の大きな魅力はメガドライブの機能をフルに使った3D描画による世界。広大な宇宙空間からダンジョン、自機、人や木々に至るまでのすべてがポリゴンで表現され、ゲームへの没入感はかなりのもの。そして、こうした3D空間での戦闘は臨場感も抜群です。3D空間でのミサイルやビームを駆使した戦闘では、手に汗握る戦いが楽しめることは間違いありません。

 ほかにも、プレイヤーの想像をいい意味で裏切るストーリー、SFファンならグッとくるような世界観、登場人物たちの掛け合いの妙などは、発売から20年経った今でも色褪せることなく楽しめる内容となっています。シナリオには第三者的な視点はなく、プレイヤーは主人公が得た情報のみしかわかりません。視点だけではなく、“シナリオについても一人称視点”といったあたりは、本作ならではのこだわりといえるのかもしれません。

 なお、PCからコンシューマーへの移植にあたっては、主人公が無口になっていたり、ダンジョンでの戦闘はエンカウント方式ではなくシームレスに戦えたり、新しい人物が登場したり、金銭の概念がなかったりと様々な違いが見られるため、PC版で慣れ親しんだ人も、新たな気持ちでプレイに臨むことができます。

 本作をプレイして楽しめたら、“少しおしゃべりな主人公”のPC版も併せてプレイすれば、スタークルーザーの世界をより深く知ることができるかもしれません。

 EGGチャンネルにて紹介動画公開中!

スタークルーザー for メガドライブ(Star Cruiser / 90's Japanese old console game)。

『プロジェクトEGG』とは

 PC-9801、FM-7、X1といったようにプラットフォームが乱立していた1980年代。この時期に発売されたPCゲームは、今のゲームに大きな影響を与えました。しかし記録メディアの劣化やプラットフォーム等の変化により、それらは次第に遊べなくなっています。

 D4エンタープライズでは、レトロゲームを文化遺産のひとつと考え『プロジェクトEGG』を発足しました。過去の名作をWindows上に復刻し、いつまでも楽しめるようにすること。それが『プロジェクトEGG』の役割と考えております。

『プロジェクトEGG』公式サイト
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