2021年11月6日に東京・六本木ヒルズアリーナにて開催された“エイブルpresents 第74回全日本フェンシング選手権大会”の決勝。
(C)️日本フェンシング協会 / 竹見脩吾
この大会の個人戦エペ決勝のゲームスポンサーを、スクウェア・エニックスから配信中のiOS/Android向けゲームアプリ『ドラゴンクエストウォーク』(以下、『DQウォーク』)が務めたので、その模様をお届けします。
『DQウォーク』は、配信後すぐの2019年11月に開催された第72回全日本フェンシング選手権大会でも個人戦エペ決勝を協賛。今回で3年連続の協賛となりましたが、毎回趣向を凝らしたコラボレーションを見せてくれるので、『DQウォーク』プレイヤーのあいだでもフェンシングとのコラボ企画はおなじみでしょう。
今回の第74回全日本フェンシング選手権大会は2年ぶりの有観客で、しかも六本木ヒルズアリーナでの屋外開催という意欲的な取り組みが話題となりました。
筆者はフェンシングを生で観たのは、これが初めて。剣がぶつかり合う音、選手が踏み込むときの音のデカさにびっくりしました。一瞬でポイントが決まることもあれば、ものすごい速さで打ち合うこともあり……。フェンシングは騎士道精神を体現した剣による“決闘”であり、“格闘技”であるというのもわかります。
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会場には『DQ』伝説の武器である“ロトの剣”が展示されていましたが、この剣が個人戦エペ決勝を制した選手に授与されるというのも、今年のコラボ企画の“目玉”でした。
今日はフェンシング選手権の 決勝っ。Abema TVでも観られるみたい。
会場にはロトのつるぎもあったよ。実はボクも持ってるんだよね。 https://t.co/pkG7FjAlcq
— スラミチのへや (@SuramichiRoom)
2021-11-06 12:30:25
今回のコラボを記念して出現中のメガモンスター“さまようフェンサー”がスクリーンに登場して始まった、男子エペ決勝。
決勝戦の舞台に立ったのは、東京2020オリンピックにて初の金メダルを獲得したフェンシング男子エペ団体でアンカーを務めた、加納虹輝選手(かのう・こうき/日本航空)。
対するは、YouTuber“さときんぐ”としてもフェンシングの普及に尽力するフェンサー、村上仁紀選手(むらかみ・さとし/あおぞら病院)です。
フェンシングにはフルーレとサーブル、エペの3種目があります。エペは全身すべてが有効面で、先に突いたほうにポイント(両者が同時に突いた場合は両選手にポイント)が入るというシンプルなルール。
ふたりによる熱戦の結果、加納選手が15対4で村上選手を圧倒し、全日本選手権で初優勝を果たしました。
『DQI』の『フィナーレ』が流れる表彰式では、優勝メダルや賞金の授与に続いて“ロトの剣”が村上選手に贈呈。ロトの剣を引き抜き高々と掲げる姿は、まさに“勇者”にふさわしいものでした。
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最後は本大会の決勝に出場した選手が勢揃いし、日本フェンシング協会の会長である武井壮氏のあいさつで大会は幕を閉じました。
本大会の模様は、ABEMAにてアーカイブ映像が配信されているので気になる方はチェックを。
メガモンスター“さまようフェンサー”が出現するコラボイベントは、2021年11月10日(水)23時59分までの開催となっています。ミッションをクリアーすると限定装備★4「エペ剣」や限定称号「突け、心を。」などがもらえるので、まだ討伐できていない人は急いで!