2019年11月2日と3日に、東京・LINE CUBE SHIBUYA(新・渋谷公会堂)にて開催された、“エイブル Presents 第72回全日本フェンシング選手権大会” 。その男子エペ決勝が、2019年9月の配信からわずか1ヵ月で800万ダウンロードを突破したスクウェア・エニックスのゲームアプリ、『ドラゴンクエストウォーク』(以下、『DQウォーク』)一色になった。

 全日本フェンシング選手権大会はエンターテインメント性のある演出が話題となっており、2018年12月に開催された大会のチケットが完売したほどの人気を誇っている。そこで今回、2019年11月3日に行われた男子エペ決勝では『DQウォーク』の協賛のもと、『DQ』らしい演出が随所に盛り込まれたのだ。

 自身も北京オリンピックの銀メダリストであり、2015年のフェンシング世界選手権において男子フルーレ個人で金メダルを獲得。現在は日本フェンシング協会の会長としてフェンシングの普及に務める太田雄貴(おおた・ゆうき)氏からのコメントを紹介しよう。

「男子エペ決勝のゲームパートナーは、スクウェア・エニックスが発表した新作アプリ『ドラゴンクエストウォーク』です。ゲームの世界が現実に飛び出す『ドラゴンクエストウォーク』。フェンシングをよりエンターテインメントに、そして皆さんにとってわくわくするような体験を提供すべく今回、演出の協賛をいただきました。フェンシングがより盛り上がる『ドラゴンクエストウォーク』のこの曲とともに、皆さんの気持ちを上げていきたいと思っております。フェンシングと『ドラクエ』には、剣を使うという共通項があります。もっともっとフェンシングが盛り上がるよう、これからもともに歩み続けたいと思います」

 男子エペ決勝は、世界ランキング1位の見延和靖(みのべ・かずやす/ネクサス)選手と、アジア選手権で優勝を収めた山田優(やまだ・まさる/自衛隊体育学校)選手の対戦に。試合前の選手紹介では『DQIII そして伝説へ…』のゾーマ戦でおなじみ、勇壮な旋律が人気の『勇者の挑戦』が流れる演出も!

騎士道精神を体現した、剣による1対1の“決闘”。フェンシングにはフルーレとサーブル、エペの3種目があるが、エペは全身が有効面で、先に突いたほうにポイント(両者が同時に突いた場合は両選手にポイント)が入る。ルールがシンプルなのでわかりやすい種目だ。
少し見えにくいが、両選手の画像の上には、リアルタイムで心拍数が表示されているのだが……その形がスライム!
試合後に、剣先の軌道を可視化(フェンシング・ビジュアライズド)して振り返るという新しい試みも実施された。ステージ下にもスライムが表示されるというこだわりにも注目。

 決勝戦は山田優選手が勝利を収め、日本一に輝いた。表彰式では、これまた『DQIII そして伝説へ…』から、フィールド曲である『冒険の旅』が流され、会場は新たな“勇者”が誕生したかのような雰囲気に。

優勝した山田優選手には、“ドラゴンクエストウォーク賞”がスクウェア・エニックスの柴貴正(しば・たかまさ)プロデューサーより贈られた。

 “試練の扉”に秋の行楽イベントと話題のつきない『DQウォーク』だが、フェンシングもその魅力を幅広く伝えるための進化は止まらない。ぜひ、『DQウォーク』もフェンシングも、もっとたくさんの人に楽しんでいただきたい!