2021年11月1日、セガがマイクロソフトと技術提携などを含む戦略的提携の検討を進めていることを発表した。
これは、セガが中長期の重点戦略上で“Super Game”と称するグローバル向けの大型タイトルの創出を目標として行われるもの。マイクロソフトのクラウドコンピューティングサービスであるMicrosoft Azureを通じてタイトル開発を進めていくことや、開発環境を次世代のものへと移行していくことを目的として技術提携を行うことなどを主眼としている。
セガとマイクロソフト、セガの次世代戦略タイトルの創出と次世代開発環境の構築に関する戦略的提携の検討を進めることに合意
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— セガ公式アカウント (@SEGA_OFFICIAL)
2021-11-01 10:03:54
セガの代表取締役社長COOである杉野行雄氏は公式プレスリリースで、「本日、セガのSuper Gameの開発、並びに先進的なゲーム開発環境の構築にあたり、マイクロソフト様との間で戦略的提携の検討を進めることを発表することができ大変喜ばしく思います。セガが持つゲーム開発力とマイクロソフト様が保有する最先端のテクノロジーや開発環境の構築といった分野において、相互に協力関係を築くことで、世界中のゲームファンにお楽しみいただけるゲーム開発をさらに進めてまいります」とコメント。
一方、マイクロソフトのコーポレートバイスプレジデントであるサラ・ボンド氏は「セガ様は、ゲーム産業における象徴的な企業であり、長年に渡り、私たちの掛け替えのない大切なパートナーです。この度、セガ様の新しい挑戦に、マイクロソフトのクラウド テクノロジーを活用してご一緒できることを大変楽しみにしています。セガ様とゴールを共有し、ゲームファンの皆さんに、より多くの新しい価値を一緒に提供していけるよう努めていきます」とコメントしている。