2021年10月2日、コーエーテクモゲームスは、映像番組"コーエーテクモLIVE! in TGS2021”を配信。12時40分から放送の『信長の野望・新生』特別番組にて、同作の最新情報が紹介され、同作が2022年初頭発売でることが発表された。
『信長の野望・新生』は、歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』シリーズ最新作。2021年3月28日に配信された“シブサワ・コウ40周年記念番組 春の陣”内で、シブサワ・コウ氏の活動40年周年記念作品として制作されることが明かされていた。
※『信長の野望・新生』インタビュー記事はこちら
『信長の野望・新生』PV
今回の番組には、プロデューサー・小笠原賢一氏が登場。『信長の野望・新生』には、戦国時代のリアリティが感じられる作りを重視し、"AIで躍動する武将たち”というコンセプトを設けていることが説明された。
目指しているのは、AIによって武将たちがまるで生きているかのように感じられること。プレイヤーである大名に対して武将たちは(いい意味でも悪い意味でも)積極的に関与するような存在になり、このやり取りの面白さがひとつのポイントになるようだ。局面によっては、家臣たちが自らの判断で行動するようなこともあるのかもしれない。
なお、この家臣武将へのAI導入について小笠原氏は、「(家臣がやってくれることによって)プレイヤーとしてやれることが減ってしまうのでは、ゲームとしての面白さはなかなか立たない。ただ、あまり動かないと、これまでとあまり変わらないね、という印象になってしまうので、そこのバランスを取るところがなかなかチャレンジングだった」とコメント。新たな要素導入への苦労を語った。
なお、番組内では事前に寄せられた視聴者からの質問について、小笠原プロデューサーが回答するパートも。以下ではその内容をまとめてお伝えする。
- 今作ではマルチプレイは実装されない。シングルプレイでどっぷりと遊べるゲームデザインになっている。
- 『信長の野望・創造』のような軍団制の要素はある。
- 知行システムの要素がゲームの根幹を成しており、深く入っている。
- 侍大将や家老などの身分システムは存在する。
自らの判断で行動する家臣たちが勢力の命運を握る!
家臣たちはプレイヤーが介入しなくても、自ら最善と思う手を選び行動する。勢力を発展させるために提案をおこない、領地を発展させ、敵対勢力の侵攻に対応していく。
また、戦場では局面を判断して進軍したり、提案をするなど局面打開の一歩になることも。勢力運営や領土拡大など、勢力の行く末は家臣によって大きく変わる。
君臣一体となって歴史を動かせ!
プレイヤーは大名として、家臣に支えられつつ、彼らを率いる存在として、方針を示し、ときには指示を与え、共に天下統一への道を歩んでいく。国を発展させるためには支配下の城や郡を「知行」として家臣に与え、統治を任せることが最善となる。知行を与えられた武将の才によって勢力の発展は大きく変わる。
登場武将は2200人超!さまざまな能力や個性を把握し、家臣の力をいかに引き出すかが、戦国大名としての腕の見せ所となる。
多彩な戦場を攻略せよ!
全国1枚マップ上の戦いと戦場で部隊を直接指揮する「合戦」の2つの戦いが存在する。
合戦では進軍ルートや“要所”の制圧が戦況に大きく左右する。家臣の提案や判断を尊重するか、自ら指示を出すか、戦況を読んで勝利をつかめ。
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