2021年8月26日についにリリースを迎えた『タイムディフェンダーズ』。本作は豊富な育方法成と英雄(キャラクター)が登場するタワーディフェンスゲームとなっており、多彩なパーティ編成や戦略でバトルを楽しめるのが魅力となっている。
さまざまなシステムが用意されているため、ビギナーの人は「何から手をつけていいのかわからない!」という人もいることだろう。そこで! 本作を手掛ける開発者に、本作のプレイのコツやお得な情報を教えていただいた。
さらに、ファミ通.comの記事担当ライターが独断と偏見でおすすめする英雄もピックアップしてご紹介。
これから本作を始めようとしている人は、この記事をじっくりと見ればスタートダッシュが仕掛けられるはずだ。
開発者に聞く! おすすめ情報
答えてくれた人
VESPA Game Director/事業統括
Karu/Luke
――本作は育成の方法が多彩ですが、初心者はまずどのパラメーターから強化するのがいいでしょうか。おすすめの育成方法を教えてください。
Karu/Lukeまずは、英雄たちのレベルと、スキルのレベルに焦点を当てて強化するのがおすすめです。育成のもっとも基本的な要素であるのと同時に、少ないコストで簡単に英雄を成長させることができるからです。英雄のレベルが上限に達したら、“超越”でレベル上限を解放することが可能です。解放するとさらに英雄が強くなります。この強化を進めていくうちに、自然と英雄の育成を楽しめるようになると思います。
――タイプごとに能力や戦闘の役割に差がありますが、それぞれ育成の指針を変えたほうがいいということはありますか?
Karu/Luke同じクラスであってもキャラクターごとに重要な性能がそれぞれ異なるというのが本作の英雄たちです。クラスごとではなく、キャラクターごとに長所を強化するように育成をしたり、装備を装着することをおすすめします。ひとつアドバイスをするとなると、装備のオプションをカスタマイズできる“時空刻印”システムも利用してみてください。各英雄の特性を最大限に高めることもできます。たとえば、属性攻撃が重要な利点であるキャラクターには、“属性攻撃力増加”オプションを持った装備を着用させると、利点がより強化されます。ある程度ゲームに慣れてきたら使ってみてください。
――ビギナーにおすすめの英雄を教えてください。
Karu/Luke本作には、ストーリーを進めると必ず仲間になる英雄がいますが、彼らが間違いなくおすすめです。Nカテゴリーの英雄では、“タイムディフェンダーズ隊員”が存在します。召喚コストが低いため、扱いやすいのが特徴です。
タイムディフェンダーズ隊員をパーティに加えることで、“複数のクラスを組み合わせて戦略を組む”という、本作のおもしろさを体験できると思います。SR(スーパーレア)のカテゴリーでは、ジンとブリガンティアがストーリーを進めると必ず仲間になります。本作のメインキャラクターであり、性能も強力なので、序盤の戦闘の大きな戦力になります。SSRの英雄では、ぜひ皆さんごとにそれぞれ好みの英雄を見つけていただきたいです。
最初に引ける無料の10連ガチャは最大30回まで引き直しが可能なので、目的のSSRの英雄(一部の英雄を除きます)を獲得するまで、くり返しガチャを回してみてください。ぜひ、冒険をともにする仲間を見つけてくださいね。
――守護世界では多彩な施設が利用できますが、初心者はどの施設から利用し始めるのがいいでしょうか。
Karu/Luke“モンスター研究所“を利用して、さまざまなバフ効果を獲得することをおすすめします。一度要素を開放すれば効果は永続なので、早ければ早いほど利用価値がありますよ。
――初心者がゲームの流れをつかむために、まずはどのようにゲームを楽しむといいでしょうか。
Karu/Lukeまず、リリースを記念して行われる“7日ミッション“には必ず参加されることをおすすめします! さまざまな報酬が用意されているのですが、期間内にすべてのミッションを達成すると“SSR英雄召喚チケット”を獲得できますので、お見逃しなく。
事前登録の報酬で配布されるキャラクターに加え、引き直し10連ガチャとSSR英雄召喚チケットで仲間にしたSSRの英雄を中心に育成やパーティの編成を行うと、スムーズにゲームを進められるでしょう。
――おすすめのチーム編成を教えていただけますでしょうか。
Karu/Luke戦闘序盤に素早くコストを溜めるために、アサルトの英雄を編成することは必須です。また、ゲームを進めていくと出現するモンスターの数が増えるので、それをブロックできるガーディアンと、彼らを回復するヒーラーの重要度が少しずつ高まります。
属性システムも重要ですが、最初は気にしなくても大丈夫です。慣れてきたらでいいので、各ステージごとに有効な属性を確認してデッキを編成することも考えてみてください。
――本作のバトルのセオリーを教えてください。
Karu/Luke特別な場合を除き、バトルが開始したら、まずはアサルトを配置するのがセオリーとなります。いずれの場合も、“アサルト配置してコストを溜める→重要ルートにガーディアンを配置する→ガーディアンの周辺にヒーラーと遠距離攻撃ができる英雄を配置する”という戦略で戦えば問題ありません。
ゲームを進めていくうちに属性の重要度が高まるので、ステージが手強くなってきたら、“時空刻印”や“アーカイブダンジョン装備”などを利用してみてください。
――そのほか、初心者に向けて、知っておくといいテクニックなどがありましたら教えてください。
Karu/Lukeビギナーの方は、“アーカイブダンジョン”や“護送”を集中してプレイしてみてください。両方ともに、通常のステージよりも、成長に使える素材などを効率よく獲得できます。
つぎに、ストーリーの進行に詰まったときは、 “リプレイ”を使ってみてください。先にステージをクリアーした先輩たちのプレイを見返すことができるので、クリアーに必要な攻略のヒントを得ることができます。最後に、序盤に獲得した装備は、すぐに編成している英雄たちに装着させてください。戦闘力を簡単に上げることができます。
――数々の攻略情報をありがとうございます! 最後に、読者に向けてひと言お願いいたします!
Karu/Luke皆さんに『タイムディフェンダーズ』をプレイいただけるようになって感無量です。私たちは、以下のふたつのことを重要視してゲームを開発していきました。ひとつ目は“アートのクオリティー”です。英雄たちの2Dイラストと3Dモデリングのあいだにいある“違和感”を最小限に抑えるためために、クローズドβテスト以降に多くのモデリングとイラストのリテイクを進めてきました。
また、各ステージでは、異なるプレイ感覚を体験できるように、すべてのステージで異なるフィールドグラフィックを実装しています。こちらにも注目していただきたいです。
ふたつ目は、“タワーディフェンスジャンルの限界を越えること”です。ユニットの組み合わせを工夫して戦略性を実現することはディフェンスジャンルの基本的な楽しみですが、これだけでなく、成長の楽しさとその高い自由度を実現しようと努力しました。さまざまな育成要素や装備システムによって英雄の成長とカスタムの幅を広げており、これまでに遊べたタワーディフェンスゲームとは一線を画するゲーム内容になっていると思います。
正式リリースはできましたが、正直、現状まだまだ至らない部分があるかと思います。その点に関しては、『タイムディフェンダーズ』を楽しんでくださっている皆さまのご意見を伺いながら、ご満足いただける安定、快適なサービスをご提供すべく、最善を尽くす所存です。先日、9月1日のプロデューサーレターでは、より詳細な今後の方針を記載しましたので、ぜひご覧いただけるとうれしいです。
【プロデューサーレター公開】
先ほど「プロデューサーレター」をゲーム内のお知らせにて更新しました。
ロビー左上のお知らせからご確認ください。
現在確認している不具合と、今後の方針に関して記載しております。
ぜひ目を通してもらえ… https://t.co/2ik16TghIJ
— タイムディフェンダーズ公式 (@TDFS_JP)
2021-09-01 19:00:01
Karu/Luke皆さまにゲームをこれからもずっと楽しんでいただけるように努力いたしますので、引き続きよろしくお願いいたします。
担当ライターおすすめの英雄はこれ!
続いては、担当ライターが使用したなかで、「これは強い!」と感じたSSRとSRの英雄をピックアップしてご紹介。もし同じ英雄を仲間にできたら、ぜひ以下のポイントを覚えつつチームに加えてみていただけると幸いだ。
なお、ストーリーを進めると必ず仲間になるジンとブリガンティアもパラメータに優れ、非常に頼れる存在だ。よほどの理由がない限り、チームに加えておいたほうがいいと感じた。
セーレ(アサルト)
敵を倒すとコストを1獲得できるだけでなく、一定時間自身の攻撃力をアップさせ、アクティブスキルを放つのに必要なゲージが早く溜まるるスキルを持つ。この効果がかなり強力で、範囲攻撃のアクティブスキルを連発することが可能なほど。ほかの英雄のアクティブスキルは取っておきというイメージだが、セーレの場合は展開を気にせずにバンバン使っていけるのがうれしい。
スズカヒメ(アサルト)
筆者が仲間にしているアサルトの英雄のなかでは攻撃力が高く、序盤のコスト溜めに活躍してくれた。敵を倒すとコストを3も獲得できるスキルが超強力。また、アクティブスキルは範囲攻撃となっているため、中盤以降に敵が密集している場所で使えば、一気に敵を殲滅することも可能。
アキラ(サポーター)
自身を中心とした範囲攻撃を行う。アキラ自身の攻撃は高くないが、攻撃を受けた敵の全属性の防御力を減少させる効果が強力。まさに“サポート”といった活躍ができる。範囲も非常に広いので、敵の進行ルートがふた手に分かれていても、両方をカバーできることも多い。敵の数が多くなればなるほど真価を発揮する英雄だ。
アキラはリリース前から実施されていた事前登録の報酬として用意されており、2021年9月25日までにゲームにログインしれば仲間にできるので、お忘れなく。
クドラク(ストライカー)
なにより攻撃力が高い! 中盤以降になったら、序盤に配置したアサルトを退却させ、その場に出して戦わせることが多かった。またアクティブスキルは、遠距離攻撃が可能になるというもの。自分が配置されていない場所で戦闘が激化したらアクティブスキルを使うと戦線に参加できることが多く、オールマイティーに戦えた。
スネグーラチカ(エスパー)
クドラクと同様に非常に攻撃力が高い。自身が放つ通常攻撃が、まれに追加で氷結状態を付与する。氷結状態になった敵は移動速度が激減するので、防衛対象にたどり着く前に撃破しやすい。アクティブスキルは自身を中心に連続範囲攻撃を行うもので、これもかなり強力。最終WAVEなど敵が密集している場所で使用するのが効果的だ。
ベラ(レンジャー)
攻撃回数が多く、複数攻撃が可能なレンジャークラスの英雄。しかも、通常攻撃には持続ダメージを与える効果があるため、見た目以上に高いダメージを与える活躍を見せてくれる。アクティブスキルは、通常攻撃よりもさらに高いダメージで複数回の範囲攻撃を行うもの。敵が密集しているところで使用すれば、一気に殲滅できることも容易い。
フワ(ストライカー)
一度の攻撃でふたりまでダメージを与えられる通常攻撃を持つ。また、HPがゼロになって倒れたとしても何度でも復活するという驚愕のスキルを有する英雄だ。ヒーラーの回復を受けられないというデメリットがあるものの、復活をくり返すのでそれほど気にする必要はない。攻撃も防御も優れた性能だといえる。
ブライド(ヒーラー)
ブライドは、回復した味方に一定時間シールドを付与できる強力なヒーラー。シールドによって敵の攻撃を防ぐことができるため、味方はさらに倒されにくくなる。アクティブスキルは、さらに強力なシールドを味方に張ることができるというもの。ブライドを配置できれば、序盤のステージでは、味方が倒されることはほぼないだろう。
ノーマルをなめたらいけない! タイムディフェンダーズ隊員の能力をチェック!
本作には、SSR、SR、R、Nの4つのレアリティーの英雄たちが存在し、N(ノーマル)のカテゴリーには、タイムディフェンダーズの隊員たちがラインアップされているのが特徴だ。
いちばん手に入りやすいカテゴリーの英雄だから活躍の場は少ないのかも? と侮るなかれ。タイムディフェンダーズ隊員は非常にバランスの取れた能力を持っており、序盤はほかのレアリティーの英雄と比べても遜色ない活躍を見せてくれる。
そこで、担当ライターがおすすめしたいタイムディフェンダーズ隊員を複数ご紹介。ゲームを進めていくと無料ガチャ券が多く手に入る。まずはレアリティーの高い英雄から優先してチームに加え、足りないクラスの英雄をノーマルカテゴリーからセレクトしていくといいだろう。
マモル(ガーディアン)
防衛対象を守るのに必須となるガーディアンのクラスの英雄。ノーマルにもうひとりいるガーディアンのミキよりも防御力が高いので、よりガーディアンとして活躍させやすい。アクティブスキルは自分の物理防御力を上げる効果があるので、ガードしている敵が増えてきたら発動するのがおすすめ。
リリー(ヒーラー)
貴重な回復要員。ノーマルのレアリティーであっても回復量が少ないということはなく、序盤ならリリーひとりを配置しておけば、範囲内の味方をつねに全快にできるほど回復に活躍してくれる。1-3のステージをクリアーすれば必ず仲間になるのもうれしい点だ。
ハヤト(レンジャー)
遠距離攻撃ができるレンジャークラスの英雄。ハヤトは攻撃をするたびに自分の攻撃力を上げ続けるというスキルを持っている。序盤から配置しておけば、中盤以降にも高ダメージを叩き出す強力な英雄となる。コストが12と低いのも、活躍させやすいポイント。
ルイス(エスパー)
ゲームリリース当時に時点では、RとNのレアリティーのうち、エスパーの英雄は、なんとこのルイスひとりだけ。通常攻撃が、範囲内の敵全員にダメージを与える遠距離攻撃という性能を持っているため、敵が密集しやすいガーディアンの近くに配置すると活躍させやすい。冷気や電撃といった属性攻撃力が高いのも特徴。
ハンク(スペシャリスト)
配置直後は、ダメージを受けないシールドが張られた状態になるのが強力。また、倒されたり退却したりすると通常の英雄はしばらく場の出すことはできないが、ハンクは所持しているスキルのおかげで、20秒足らずで再出撃が可能になる。再配置すればふたたびシールドが張られた状態になるので、つねに粘り強く戦えるという非常におもしろい性能を持っている。