今回紹介するのは、LandfallによるPC向けシミュレーション『Totally Accurate Battle Simulator(トータリー・アキュレイト・バトル・シミュレーター)』。担当は、“パスタ作りと焙煎の腕を磨いている人”というたむ爺。
完全であるがゆえの不完全なリアルワールドを再現したシミュレーター
完全なる物理演算によるリアルな戦闘シミュレーションでありながら、完全であるがゆえの不完全なリアルワールドを再現している本作。
世界観も統一されているわけではなく、原始時代のリアル世界から中世時代のファンタジー世界まで、まさにごった煮状態で、幅広いタイプのユニットが用意。史実にあったようなリアルな戦いから、空想世界だけの戦いまで幅広い戦闘が楽しめる。
こんなところがトータリー:予測不能?これぞリアル?プレイごとに挙動が変わる戦闘
本作は、ユニットをフィールドに配置して敵を倒していくというシミュレーション。配置・移動するフィールドにはヘキサゴンのような固定マスは存在せず、自由な配置と移動が行われるのが特徴だ。配置以外の移動と攻撃はすべてAIにより自動で行われる。
シチュエーションにより移動や攻撃がその都度変わるため、同じ配置をとっても同一の結果にならないのが大きなポイントだ。現実のようなランダム性を加味しながらも、ユニットの特性を活かしながら敵を叩いていく。
こんなところがトータリー:原始人に海賊に…… バラエティー豊富なユニット・舞台
本作に登場するユニットは、古代、中世、バイキング、海賊といった大きなカテゴリーで分けられ、そのカテゴリー内でコストに応じたユニットが設けられている。
たとえば原始時代の“部族”では、最弱ユニットにこん棒戦士、盾戦士と続き、石投げ戦士、族長、そして最強のマンモスといったユニットとなる。“ハロウィン”では、ガイコツ戦士、ガイコツ弓兵が最弱となり、浮遊しながら不気味な触手で敵を突き刺す死神が最強ユニットとなるなど、全部で100を超えるユニットが登場する。
▼善
▼ワイルドウエスト
▼古代
▼王朝
マルチプレイにカスタム機能も
オンラインマルチプレイに対応している本作では、世界中のプレイヤーとまったりとした対戦が楽しめる。また、ユーザーがコンテンツを作れるカスタム機能も充実しており、独自の能力や見た目のユニットやステージを作ってオリジナルコンテンツとして提供できる。ほかのプレイヤーが作った作品で気軽に遊ぶこともできるぞ。
Totally Accurate Battle Simulator
- メーカー:Landfall
- プラットフォーム:PC
- 配信日:4月2日配信
- 価格:2050円[税込]
- ジャンル:シミュレーション
- IARC:7歳以上対象
- 備考:ダウンロード専売