いよいよリリースが間近に迫る『タイムディフェンダーズ』。

 本作は、新世代の戦略RPGを謳う奥深いゲームシステムがウリとなっている“タワーディフェンス”タイプのゲームとなっており、最大の魅力はバトルとチーム編成をくり返したくなるゲームサイクルにある。

 本記事では、本作をプレイしたライターによるゲームの詳しい解説とレビューを掲載。本作に少しでも興味を持っていただければ幸いだ。

 なお、本作はクローズドβテストで挙がったユーザーからの意見を反映させるために、現在も鋭意開発中となっている。ゲーム内容と画面は開発中のものであり、リリース時に予告なく変更となる場合があるので、ご了承いただきたい。

『タイムディフェンダーズ』レビュー。バトルとチーム編成に悩むのが楽しすぎる! 新世代の戦略RPGのシステムと詳細をチェック!
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本稿は『タイムディフェンダーズ』の提供でお送りします。

 本作は現在、iOS版とAndroid版ともに事前登録を受付中。登録数が15万人、20万人を突破すると追加で報酬が入手できるので、まだの人は以下のボタンから事前登録をお忘れなく。

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『タイムディフェンダーズ』の3つのサイクル

 本作は、バトル、チーム編成、キャラクターの育成と、3つの要素をくり返してゲームをプレイしていく。

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これが本作のロビー画面。ここからバトルや育成を行うことができる。

 バトルは、プレイヤーが育てた12人の英雄たちを配置したチームで挑む。

 バトルが開始したら、プレイヤーはコストの範囲内で英雄を召喚し、プレイヤーの防衛対象に向かって進軍してくる敵を迎撃していく。

 防衛対象のライフがゼロになる前に、迫りくる敵をすべて倒して全“WAVE”をしのぎ切ることができれば、プレイヤーの勝利となる(防衛対象が敵に攻撃されてライフがゼロになってしまうと敗北)。

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 バトルをこなしていくと、チーム編成やキャラクターの育成にも手を加えたくなるはず。

 チーム編成は、ロビー画面の"チーム”の項目から行う。仲間にしたキャラクターを好きなように配置して、自分だけのチームを作ることが可能だ。

 チームはコストやクラスに関係なく、自分の好きなように組むことができる。あまりおすすめはしないが、特定のクラスに特化した編成もできないことはない。

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 キャラクターの育成は、ロビー画面の"英雄情報”から行える。

 ここでは育成のほか、各英雄の詳細な能力を確認できる。また、3Dグラフィックを回転させてさまざまな角度から愛でることも可能だ。

 ちなみに、各英雄のプロフィールは、"データベース”の項目からチェックできる。新たに仲間にした英雄のプロフィールは、しっかりと見ておきたいところだ。

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英雄を仲間にして無限のチーム編成を楽しむ!

 ゲームの舞台となるのは2034年の東京。平和だった地球に異変が発生し“ディフマン”と呼ばれる謎の敵が現れるようになってしまった。

 主人公であるジンは、妹のユリを守るため“タイムディフェンダーズ”に所属してディフマンたちと戦う……というのが本作のおもなあらすじだ。

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時空の異変に触れたことで、ジンは電撃を放つ異能を手に入れた。ジンもエスパークラスの英雄として、チームに編成して出撃可能。

 プレイヤーは、さまざまな能力を持つ“英雄”を仲間に加え、彼らをチームに編成することでバトルに挑むことができる。

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気になるガチャシステムは?

 この“英雄”は、“めるくーぽん”という課金アイテムを消費するガチャから呼び出すことが可能。同じ英雄が仲間になった場合は、同キャラクターのパワーアップに必要な“エゴの欠片”へと変換される仕組み。このあたりは通常のスマホゲームと大きく異なる点はないのでとくにとまどうことはないだろう。

 ちなみに、本作にはN、R、SR、SSRの4種類のレアリティーが存在する。SSRの英雄を仲間にした場合は、特別な演出が観られるので注目だ。

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英雄たちの8タイプ

 さて、英雄たちは、必ず以下の8つのタイプのいずれかに属している。プレイヤーはこのタイプも考慮しつつ12人を選出してチームを編成することになる。

  • ガーディアン:ほかのタイプよりも多く敵を受け止められる
  • ストライカー:接近攻撃に特化している
  • アサルト:敵を倒すとコストを獲得できるキャラクターが多く所属
  • ヒーラー:味方を回復できる
  • レンジャー:無属性の遠距離攻撃が可能
  • エスパー:属性攻撃を放つ遠距離攻撃タイプ
  • スペシャリスト:ほかに属さない特殊な性能を持つ
  • サポーター:味方の強化や敵の弱体化が行える

 まずはこのチーム編成こそが、本作のキーポイントとなる要素。ステージには英雄を配置できる場所(枠)が決まっているが、遠距離タイプなのか近距離タイプなのかによって、配置できる場所が異なっている。近距離タイプばかり編成していると、「コストは余っているのにもう英雄を配置できない~」という事態にも陥りやすい。タイプごとにバランスの取れたチーム編成を考えることが重要になってくる。

英雄のコスト値

 また、同時に考慮したいのが、英雄のコストの数値だ。

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各英雄の上部に書いてある数字が、召喚するのに必要なコストだ。

 バトルでは時間が経過すると、画面右下に表示されているコスト(次元エネルギー)が上昇していく。英雄にも召喚コストという数値が存在し、フィールドにはこのコストの範囲内で英雄を召喚していくことになる。

 1体の英雄を召喚するとコストはその分減ってしまうので、適当に配置してしまうと、いざというときに敵の進軍ルートに英雄を配置できないといったことにも陥りやすい。タイミングや敵の進軍ルート、配置する位置などをよく考えて、慎重に配置することが重要だ。

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敵は、画面上に表示されている“WAVE”の数値の分だけ出現する。このWAVEをしのいで防衛対象を守りきれば、バトルは勝利となる。

 本作の秀逸な点が、このバトル中のプレイサイクルだ。登場するキャラクターのうち能力やレアリティーが高い英雄は、使用コストも同様に高い傾向にある。ただし、“アサルト”タイプの英雄であれば低コストで召喚できる者が多いうえ、敵を倒すことでコストを獲得できる能力を持つ者もある。

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 この特性を活かし、序盤はアサルトを多めに配置してコストを早めに増やし、中盤以降になったらフィニッシャーとして高コストの英雄を配置していくというのがセオリーになるだろう。

 しかし、アサルトはブロック(敵の進行を止める能力)できる数が少ないため、アサルトだけ配置してしまうと敵の進軍を止められず、防衛対象を守り切ることができない。

 そこでガーディアンを配置するわけだが、ガーディアンは平均して攻撃力が低いため、それを補うためにレンジャーやサポートの英雄を配置していきたい。だが、コストや配置できる位置も限られているので……というふうにバトル中は頭を悩ませる必要がある。

 敵の出現位置や進行ルートによって、戦場は刻一刻と変化していく。その変化を読み取り、最適な英雄を配置できるのか否かが、腕前を上達させるテクニックとなりそうだ。

 また、バトルでは、基本的に“後出し”で英雄を配置するのがおすすめ。バトルがスタートしたら画面をよく見て、敵が出現する方向に英雄を配置すれば、コストの無駄もなくなる。また、初期の英雄を配置したら、どんな状況にも対応できるように20~30程度のコストを確保しておくと、不測の事態にも対応しやすい。

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多彩な育成システムで英雄をパワーアップ!

 バトルの自由度の高さに追随するように、育成システムも幅広いものが用意されており、キャラクターを育てる楽しみも豊富に用意されている。

  • 覚醒:“クロノコア”を消費して、スキルの最大レベルと基本能力を上げる
  • 刻印:エゴを消費して、召喚コストや再配置時間などを減らせる。能力が上昇する英雄もいる
  • 超越:“クロノコア”を消費して、英雄の最大レベルを上げる。1段階目の開放で“超越スキル”を習得。2段階目以降は最大レベルの上昇と超越スキルの能力強化が行われる
  • スキル:“スキルアーカイブ”を消費して、基本攻撃、アクティブ、パッシブの3つのスキルを個別に強化できる
  • 訓練:“時空粒子”を消費して、キャラクターのレベルを上げる。レベルが上がると基礎能力が向上
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 本作は12人ワンチームで戦うゲームのため、ひとりだけ強化してもチームを強化するには至らない。タイプごとにバランスよく育成することが重要だ

 また、英雄のタイプごとに、異なる育成方針を立てる必要もある。

 たとえば、ストライカーやガーディアンなど前線で戦うキャラクターは、攻撃力だけでなくHPを上げることも必要なため、単純な戦闘力に影響する“レベル”を上げたほうが効率がいい。対して、サポーターやヒーラーなど、スキルに依存しやすい英雄は、“覚醒”などでスキルを強化するのがよさそうだ。

 とはいえ、能力を強化しないとバトルで活躍できないというわけではない。まずは無育成でバトルで使用してみて、その能力をチェック。お気に入りができたらスタメンとしてチームの編成し、少しずつ育成していくといいだろう。

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 レベルはバトルに出撃させることでもアップさせられるが、訓練だと一気に目標レベルまでアップさせられる。まずはチームに入れるプレイヤーの一軍12人のレベルをまんべんなく上げつつ、タイプによって方針ごとに育成を差別化していくのがよさそうだ。

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施設を利用して効率よくプレイ

 また、ロビーから行ける“守護世界”では、“学校”、“研究所”、“生産工場”など、時間の経過によって設定したキャラクターを育成したり、素材を入手したりできる施設が揃う。

 ゲーム序盤に利用できる施設は、以下のようなものがある。

  • 守護基地:ほかの施設の最大レベルを上げられる施設
  • 学校:英雄を設定すると、一定時間経過後に英雄のレベルが上昇する
  • 研究所:研究を行うと敵の種族ごとにダメージボーナスが得られるようになるほか、クロノコアなどのアイテムが作成できる
  • 生産工場:守護世界内の建物を増築するための素材を作成できる施設
  • スポーツセンター:クロノコアを獲得できるバトルに挑める
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 ゲームをプレイし終わったあとは、守護世界の学校、研究所、生産工場に英雄を配置しておくことを忘れずに。

 上手に利用すれば、学校では英雄のパワーアップが、研究所と生産工場では、ゲームプレイに役立つ素材アイテムが、寝ている間に獲得できるというわけ。

 ゲームをプレイしている時間以外でも英雄を強化できるので、夜寝る前や、仕事や学校の前に設定しておけば、効率よくゲームプレイが可能になるはずだ。

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トライアンドエラーで何度も編成とバトルを楽しみたくなるゲーム性

 上記のとおり、本作では、コストや英雄のタイプなど、さまざまなことを考慮してバトルを行うことが必要となる。筆者は、最初にアサルトのスズカヒメを出してコストを溜め、その後にレンジャーのステラをスズカヒメの近くに配置して守りを固めるのがお気に入り。

 続いて、WAVEが進むと別方向からも敵が来るので、そこにガーディアンのジークフリートとレンジャーのロビン・フッドを配置して複数方向からの進行を迎撃できるように配置。その後、溜まったコストでエスパーのジンやメテウスを配置して盤石の布陣を敷く……というセオリーを作って戦うことが多かった。

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 しかし、プレイしていくと難所にぶつかったり、「もっと効率よく、華麗に戦いたい」と思うようになる。そうすると、チーム編成に熟考するようになる。熟考すれば、つぎはバトルでその作戦を実際に試してみたくなる。このループに筆者は見事にハマってしまった。

 ゲームプレイを重ねると一見膨大に思える英雄のパラメータも理解できるようになり、深く考えて編成を考えるようになるだろう。自分の考えた作戦がバッチリとハマって防衛拠点や英雄が無傷のままクリアーできたときの快感は格別だ。

 また、メインストーリーに登場するステージには、ふたつと同じものがない。ステージの形が違えば敵の進行ルートや出現する敵の種類も異なるため、また違ったチーム編成を考えることになる。序盤はそれほど編成を気にする必要はないが、中盤以降になるとステージの情報をよく見て編成を考えることも必要になってくるだろう。

 さらに、本作は、今後コアユーザー向けのコンテンツとして、難度の高いバトルが追加されることがすでに告知されている。ひと筋縄ではいかないであろうバトルが用意されることが予想されるので、これにどんな編成で挑むのか、チーム編成を考えるのが楽しみでしかたない。正式リリースの日が待ち遠しい!

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 ここまで書いて「かなり難しいゲームなのでは?」と思う人もいるかもしれないが、ゲームの序盤はそれほど敵も強くないので、上記のテクニックを意識して英雄を配置すれば、サクサクとクリアーしていけるはず。ゲームを進めることでも英雄は仲間になるので、ガチャを利用せずとも、彼らを使ってチームを編成することが可能だ。

 レアリティーがN(ノーマル)のキャラクターもかなり頼れるため、SSRのカードがなくても、育成次第では高難度なバトルにも挑んでいける。また、ゲームを進めていくとブリガンティアなどのSRの英雄も仲間になるので、そういったキャラクターも含めてチームを編成するといいかもしれない。

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ブリガンティアはストーリーでも活躍する女性ガーディアン。人気が出そうなキャラクターだ。

事前登録も受付中! 目指せ20万人!

 前述のとおり、『タイムディフェンダーズ』は現在事前登録を受付中。事前登録数に応じてリリース時に豪華なプレゼントがもらえるキャンペーンも実施されている。

 現在は事前登録数10万人(※)を達成! 残る目標は15万人と20万人となっており、20万人を達成すると、イラスト投票で1位に輝いた英雄が必ず仲間になる報酬が用意されている。

※2021年8月4日現在

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