DMM GAMESより2021年8月26日に発売される『ソング オブ ホラー』(プレイステーション4、Xbox One、PC)。本作は、相次ぐ失踪事件を調査するために複数のキャラクターを操作し、怪異が蠢く不気味なエリアを探索する三人称視点のサバイバルホラーアドベンチャー。
本作の発売に先駆けて、メディア向け体験会“シ遊会”が都内某所にて開催された。DMM GAMESの担当者いわく「ちょっとした仕掛けがあります」とのことで、なんだかとてもイヤな感じがしたが、仕方がないので行ってきた。
“見つかったら“終わり”――究極のサバイバルホラー体験
『ソング オブ ホラー』には、13人のプレイアブルキャラクターが存在し、各々が細かなバックボーンを持っている。章ごとに数人のキャラクターを操作でき、死亡してしまった場合は、別のキャラクターを操作することに。探索では異なる手がかりやアイテムを見つけられ、キャラクターが死亡すると持ち物を失ってしまうが、別のキャラクターで回収は可能。
忘れ去られた孤児院や遺棄された精神病院など、不気味なエリアがプレイヤーの精神を蝕むのだが、本作の最大の脅威となっているのが、名もなき闇の存在“それ”。プレイヤーを執拗に追い回す悪意ある超自然的な“それ”に捕まると、操作中のキャラクターは死亡し二度と生き返らない。
また、ゲームの進行やプレイヤーの特性(ガンガン進むタイプか、慎重に探索するかなど)によって、こちらの意表を突くような方法で恐怖を演出する高度なAIを搭載。復活できないシビアなゲーム性と相まって、耐えがたい恐怖と緊張感がプレイヤーをつねに襲うことになる……。
ふいにやってくる怪異! “それ”にドアを破られたら終わりだ。ボタンを連打して必死に抵抗する。このように、QTEのイベントシーンが挿入されることもある……と、落ち着いている場合ではない!
そして、ゲーム内でピンチを乗り越えたのもつかの間……。
真っ暗な車内でゲームに没頭していたら突然何かが現れ、窓ガラスをドンドン叩いてきた。こんなドッキリがあるなら先に言ってよ! 願わくば2ヵ月くらい余裕を持って、前もって言ってよ!
というわけで、肝がヒエッヒエになったところで試遊は終了。『ソング オブ ホラー』は、ホラーファンはかなり楽しめる、そうでない方もこの季節にピッタリな肝試し的にトライしてほしいタイトルだ。また、純粋に探索や謎解きがしっかりとしたアドベンチャーゲームとして仕上がっている。ぜひとも、いつ“それ”がやってくるかわからない恐怖と緊張に震えながらプレイしてみては! 遊んだ後は、いつもの自分の部屋のドアが気になってしまうこと請け合い……。
ちょっとしたお知らせ
本イベントは、“どんな空間にも最恐のお化け屋敷を”をモットーに活動しているお化け屋敷・ホラーイベント制作会社“怖がらせ隊”の協力のもと行われました。おばけ屋敷制作でお困りの際にはぜひどうぞ。