激震が走った(?)謎の広告、そこに秘められたメッセージとは
2021年7月21日に発売された、週刊ファミ通2021年8月5日増刊号。この号は週刊ファミ通35周年&1700号記念特大号で、W記念にふさわしいさまざまな企画が詰まったもの。その中に、日ごろからお世話になっているゲームメーカーさまによる記念広告が掲載されていたのは、すでに本誌を手に取った読者はご存じだろう。
もし、あなたの目の前にこの記念号があるのならば、表紙をめくって目に入るガンホー・オンライン・エンターテイメントさんの広告をチェックしてほしい。正直、「何だ、これ?」と思った方も多いと思われる。
あの『クロー●』を想起させるような、不穏な雰囲気を漂わす4人の男がそこに佇んでいる。古くからファミ通をご愛顧いただいている読者なら、この広告を見て男たちの正体がわかったはずだ。
まず、いちばん右で純白の作業着に身を包む男の名は、カミカゼ長田。現・週刊ファミ通編集長のロマンシング★嵯峨、ファミ通グループ代表である林克彦(フランソワ林)の前に、週刊ファミ通の編集長を務めていた。柔道着とハチマキ姿で、誰よりも誌面で大暴れしていたので覚えている読者も多いはず。
右から2番目に立つのは、ご存じブンブン丸。『バーチャファイター』の鉄人であり、ファミ通の元・編集者であり、ライターとしても活動。その深いゲーム知識と比類なきスキルを活かして、さまざまな媒体でも活躍した。
いちばん左でカメラをにらむのは、OZMA(オズマ)。警察官ではない。かつて発刊されていたDVD付きのゲーム情報誌『ファミ通WaveDVD』でディレクターを務めながら、『BOSEの〇〇タイム』などに出演していた“群馬の狂犬”である(ごく一部で有名)。
そう、彼らはかつてファミ通に在籍し、いまはガンホー・オンライン・エンターテイメントで活躍する、雑に言えば元・ファミ通の男たちなのだ。
そして、広告の中でも特に異彩を放っているのが、友情出演として登場している“アンクル・デス”なる存在だ。
アンクル・デスは、ガンホー・オンライン・エンターテイメントより発売中のプレイステーション4対応サバイバルアクションゲーム『LET IT DIE』(レット イット ダイ)に登場してプレイヤーを導く、“死神”(趣味はスケボー、ゲーム、ゴルフ)である。
『LET IT DIE』は2021年7月現在、“TDM バトルラッシュ”のシーズン16が開催中だが、なんとアンクル・デスもYouTuberとして活動しているので、以下の公式YouTubeチャンネルをチェックしてほしい。
●Uncle Death Channelはコチラ
とにかく、どんなことにも“マジかつ全力で挑む”ガンホー・オンライン・エンターテイメントらしい広告になったということを、ご理解いただきたい。その“らしさ”は現在も運営が続く『LET IT DIE』はもちろん、好評発売中の『ニンジャラ』にも息づいているので、ぜひプレイを。カミカゼ長田、ブンブン丸、OZMA、そしてアンクル・デスもきっと喜んでくれるはずだ。