江戸時代を舞台にした和風な世界観が特徴

 いまから35年前の1986年(昭和61年)7月30日は、ファミコンで『がんばれゴエモン!からくり道中』が発売された日。

 『がんばれゴエモン!からくり道中』はKONAMIの人気アクション『がんばれゴエモン』シリーズの1作目で、アーケードの『Mr.五右衛門』のアレンジ作品でした。

『がんばれゴエモン!からくり道中』35周年。KONAMIの人気アクションシリーズで復活を望む声も多いアクション【今日は何の日?】

 『がんばれゴエモン』シリーズは義賊のゴエモンを主人公としたアクションで、江戸時代を舞台にした和風な世界観が特徴。

 『からくり道中』では104面のステージが用意。ステージのクリアー条件には“通行手形”が必要で、地下通路や3D迷路を探す探索要素もありました。また、よろず屋でアイテムを購入したり、民家で住人の話を聞いたりと、RPG的な要素もあったので、日本を旅している雰囲気を味わえました。

『がんばれゴエモン!からくり道中』35周年。KONAMIの人気アクションシリーズで復活を望む声も多いアクション【今日は何の日?】

 相棒のエビス丸の登場したファミコン『がんばれゴエモン2』から作風がコミカルになっていき、スーパーファミコンの『がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』では、巨大からくりメカの“ゴエモン・いんぱくと”も登場。SFの要素も増していき、どんどんハチャメチャで賑やかな作風になっていきました。この楽しい感じが好きなファンも多いでしょうね。

 シリーズとしてはニンテンドーDSの『がんばれゴエモン 東海道中 大江戸天狗り返しの巻』がラストですが、スーパーファミコンの1作目である『がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~』がニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンに収録されていたり、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のMiiのコスチュームにゴエモンが登場したりしているので、名前を知っている人は多いかも。

 また、声優の杉田智和さんなど、本シリーズを実況をしている人も多いので、動画で観たことがあるという人も多いかもしれません。

 筆者はシリーズのなかでは『ゆき姫救出絵巻』が思い出深いですが、くの一のヤエちゃんがプレイヤーキャラクターに昇格した『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』も忘れられません。ヤエちゃん、かわいかったなぁ……。日本のゲームを代表する萌えキャラクターだと思います!

 『がんばれゴエモン』は、先日、Fangamer Japanから新しいグッズも発売されましたし、いまだに人気のシリーズなんだなぁと気付かされました。いつかグッズだけでなく新作ゲームも発表されたらうれしいです! そして現行機でキレイなグラフィックになったヤエちゃんが見たい!!

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