ひょんなことがきっかけで、つぎつぎと生み出されるTwitterのトレンドワード。みなさんは2021年7月7日~7月13日の期間中、どんなワードがトレンド入りしたか覚えていますか? 今回は数ある人気ワードの中から、7月12日にネット民を賑わせた“裏コード999”をセレクト。裏コード999(スリーナイン)といえば、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の関連ワードですが……?
“裏コード999”のトレンド入りに隠された裏話とは?
発端となったのは、『エヴァンゲリオン』公式Twitterのとあるツイート。映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が3月8日~7月11日の126日間累計で興行収入99.9億円を突破し、観客動員654万人達成をTwitter上で報告しました。
3月8日(月)〜7月11日(日)の126日間累計で
興行収入99.9億円、
観客動員654万人を突破致しました。
コロナ禍の中、ご鑑賞いただいた皆様をはじめ、本作に関わられた各所皆様のお力があっての状況です。
改めて深く御礼申し上… https://t.co/tI69TMc0Ox
— エヴァンゲリオン公式 (@evangelion_co)
2021-07-12 12:06:07
本ツイートに約1.4万件のリツイート、5万件以上のいいねが寄せられる中、とくにファンの注目を集めたのが“99.9”という数字。先述した裏コード999とはエヴァンゲリオン新2号機αの特殊コードのことで、同じ999という数字を前にネット上は大盛り上がりに。「99.9って裏コード999じゃんwww」、「ちょうど裏コード999なのすごすぎる」といったコメントが殺到し、裏コード999がトレンド上位に躍り出たのです。
ちなみに今回の興行収入にはちょっとしたこぼれ話があり、興行収入発表の前日にスタッフのあいだでも「もしや今日にも100億超えありか?」という話が出ていたとか。しかしこれを聞いた庵野秀明監督は「今日はまだ999(スリーナイン)だと良い。東映さん的にもゲンが良い数字だし」と語り、その翌日に興行収入99.9億円が確定。まさに『エヴァンゲリオン』の奇跡というよりほかありません。
【興行収入こぼれ話】
映画配給側でも翌日にならないと正しい情報は不明。
昨日の舞台挨拶後、もしや今日にも100億超えありか?の四方山話が出たが
#庵野秀明 総監督「今日はまだ999(スリーナイン)だと良い。東映さん的にもゲンが… https://t.co/mGB3e39C0o
— (株)カラー 2号機 (@khara_inc2)
2021-07-12 21:04:21
裏コード999がトレンド入りした翌日、3月18~7月12日までの127日間累計でついに興行収入100億円を突破した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。今回のトレンドは、ファンにとっても感慨深いものになったのではないでしょうか。