アクアプラスより、2021年7月22日(木)にプレイステーション4(PS4)、プレイステーション5(PS5)向けに発売された『うたわれるもの』シリーズ最新作『うたわれるもの斬2』。本作の魅力やゲームを進めるうえで、便利な知識や攻略情報をお届けする。
本作の魅力
『うたわれるもの斬2』は、『うたわれるもの』シリーズ三部作の結末を描いた『二人の白皇』がアクションRPGとして生まれ変わった作品。亡き友・オシュトルとして生きる覚悟を決めたハクを中心に、壮大なストーリーが描かれる。
壮大なストーリーを再構築
ジャンルはアクションRPGながら、ストーリーは原作顔負け。本作でも壮大な物語を体験できるうえ、名場面の数々が劇中ムービーとして収録されており、原作とは違った演出で楽しめる。また、新シナリオも豊富で、フルボイスで描かれるエピソードはシリーズファン必見!
進化した爽快なアクション
三部作の2作目『偽りの仮面』をベースにした『うたわれるもの斬』から、アクションもパワーアップ。連撃の仕組みなどを変更し、爽快感が増している。さらに、RPGの要素を強めたことで、奥深いキャラクターの育成が楽しめるほか、巻物の収集や拠点のカスタマイズなど、やり込み要素も満載。高難度のダンジョン“とらのあな”にも挑戦できる。
エンナカムイでの暮らしをサポート 拠点生活のすゝめ
オシュトルやネコネ、キウルの故郷・エンナカムイにある屋敷が、オシュトル(ハク)たちの新たな拠点だ。屋敷の中にはさまざまな施設が用意されており、出撃の準備が行える。
白皇演武を進めて壮大な物語を体験せよ
メインストーリーにあたる白皇演武は章仕立てになっており、各章には戦記と複数の武人伝が用意されている。戦記は原作のストーリーが、武人伝は登場人物たちにスポットを当てた物語が体験でき、つぎの章の戦記は前の章の武人伝を規定数クリアーするとプレイできる。また、後述の交換所で解放すると遠征任務が、白皇演武を進めるととらのあなが遊べるようになる。
スキルボードで仲間を強化
キャラクターはレベルアップで成長するほか、スキルボードでも強化できる。強化する際は戦闘などで手に入るBPが必要で、強化済みのものと隣接したスキルの強化が可能。強化できる回数は、最大200回までと決まっているが、スキルボードは何度でも初期化が行える。プレイスタイルやキャラクターに応じていろいろ試してみるといいが、基礎能力値増加は優先度が高め。これを+10以上にすると必殺奥義が発動できる。
能力に合わせて巻物を装備
巻物はキャラクターの能力を強化できる装備品。体力や攻撃、防御など、11種類に分類でき、装備コスト内であればスキルボードごとに最大8つまで装備できる。また、巻物にはコストのほかに、★1から4までの希少性も存在。希少性が高いほど性能の枠が増加し、コストが高いほど性能の能力が高くなる。高コストの巻物が増えてきたら、スキルボードで装備コストの上限を強化していくと優秀な巻物を活用しやすくなる。
交換所で多彩な機能を解禁せよ
交換所では巻物の錬成のほかに、JPを使って拠点の機能や遠征任務、ボーナス要素を解禁できる。優先順位が高いのは、遠征任務にある“全国各地の遠征を開始する”と、拠点機能の“エンナカムイの政を運営する”のふたつ。これでBPやJPが稼ぎやすくなる。
難度を変更する利点
難度を上げると敵が強くなるが、経験値やBPの入手量が多くなる。希少性の高い巻物がドロップしやすい利点もあるので、腕に自信があるなら挑戦しよう。
戦闘での立ち回りを解説 アクションガイド
戦闘には最大4人の仲間を編成して挑める。操作キャラクターは方向キーで変えられるので、状況に応じて切り換えながら戦おう。以下にまとめた重要なシステムも要チェックだ。
立ち回りのベースとなる基本アクションをチェック
キャラクターはそれぞれ固有のアクションが用意されており、□ボタンで通常技、△ボタンで特殊技、◯ボタンで連撃がくり出せる。下記の特徴を参考に攻撃を組み立てよう。また、×ボタンでジャンプ、R2ボタンでダッシュできるほか、R1ボタンで敵をロック可能。これらも覚えて活用するように。
“通常技”
□ボタンでくり出す基本的な攻撃。オシュトル(ハク)なら□×6、クオンなら□×8というように、連続攻撃も放てる。また、通常技を行っているときに□ボタンの長押しで突進攻撃や、□→△ボタンでバックステップ攻撃に派生させることも可能。コンボの詳細は指南書で確認するといい。
“特殊技”
△ボタンで放つ特殊技は、その名の通り、各キャラクターに用意された特殊な攻撃方法。長押しで発動する技もあり、遠距離攻撃やカウンター攻撃、ガード、チャージ攻撃など、その効果は多岐にわたる。各キャラクターの特徴を把握したうえで、状況に応じて使うことで真価を発揮する。
“連撃”
連撃は、通常技や特殊技よりも強力な大技。スキルボードで連撃を解禁・強化でき、戦闘中にL2ボタンで切り換えられる。また、発動時に表示される円のカーソルに合わせて◯ボタンを追加入力すると、“真・連撃”が発動。連撃の威力が上昇するほか、気力ゲージなどが増加しやすくなる。
戦況を覆す気力解放と必殺奥義
気力解放はキャラクターを大幅に強化できるシステムで、気力ゲージが最大まで溜まっているときに、タッチパッドを押すと発動できる。さらに、スキルボードの強化次第では、気力解放中にもう一度タッチパッドを押すことで、必殺奥義も使用可能。必殺奥義は敵に絶大なダメージを与えられるので、強敵相手に使うのが理想だ。
味方の残りの体力も確認しながら戦おう
敵の攻撃を受けると、画面左下に表示された体力ゲージが減っていく。減少した体力は、特定の連撃やチマクなどのアイテムで回復できるが、ゼロになると戦闘不能になる。操作キャラクターが戦闘不能になると残機がひとつ消滅し、残機がすべてなくなると任務失敗になってしまうので、残り体力には気を配ろう。
士気ゲージを溜めて陣効果を活用せよ
部隊編成で選べる兵法書には、装備したときに発揮する効果のほかに、それぞれ陣効果も設定されている。この陣効果は、戦闘中に士気ゲージを溜めると上昇する士気レベルによって変化。レベルが上がるほど、得られる陣効果も高くなっていく。士気ゲージは、敵を一定数倒す、大ダメージを与える、連撃を発動させる、真・連撃を成功させるといった、部隊に貢献する行動を行うことで溜まっていく。
兵法書を切り換えよう
兵法書の切り換えは、戦闘中にも行える。士気ゲージやレベルの状態は、つぎの兵法書にも引き継がれるので、状況に応じて切り換えよう。最初から選べる兵法書では、火ノ陣は攻撃向き、光ノ陣は防御向きの性能を持つ。
強靭ゲージを削って気絶を狙え
味方や一部の敵、巨大ボスには強靭ゲージが存在する。攻撃によってこのゲージが破壊されるまでは、ダメージを受けても怯まず、行動を続行できる。これを強靭状態と呼び、受けるダメージを30%減らす効果があるため、強敵戦ではゲージを素早く削り、強靭状態をいかに無効化できるかが重要に。無効化後は連撃や必殺奥義を叩き込もう。
致命攻撃を会得して使いこなそう
致命攻撃は、特定の条件下で発動する特殊なアクション。該当するスキルを解禁するか、巻物を装備すれば準備は完了。あとは、戦闘中に発動条件を満たせば致命攻撃になり、通常よりも与えるダメージがアップする。致命攻撃の種類と発動条件は、下にまとめた通り。とくに背面/弱点攻撃や、隠密攻撃が狙いやすいので、該当するスキルを覚えたり、巻物を入手したりしたときは狙ってみよう。
致命攻撃の発動条件
- 背面/弱点攻撃:敵が背中を見せているときに攻撃が当たると背面攻撃に変化。また、巨大ボスの頭などにピンポイントで攻撃が当たると弱点攻撃になる。
- 迎撃攻撃:敵の攻撃の終わり際に攻撃を合わせると迎撃攻撃に変化する。
- 隠密攻撃:敵から攻撃の対象とされている、敵視状態ではない敵に攻撃が当たると隠密攻撃に変化する。
厄介な状態異常を活用して戦いを有利に
通常技や特殊技の中には、敵や味方に不利な状態異常を引き起こす攻撃も存在する。状態異常は、継続ダメージを与える“燃焼”、強靭ゲージが回復しなくなる“帯電”、体力が回復しなくなる“呪毒”の3つ。燃焼はオウギ、帯電はアトゥイ、呪毒はウルゥル・サラァナの攻撃などで付与できるので、これらの味方を操作するときは活用したい。また、敵の状態異常は一部の兵法書を装備すれば無効化可能。