スクウェア・エニックスよりiOS/Android向けに配信中の位置情報RPG、『ドラゴンクエストウォーク』(以下、『DQウォーク』)。
2021年5月8日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催された千葉ロッテマリーンズVSオリックス・バファローズ戦を皮切りに始まった、プロ野球パ・リーグ6球団と『DQウォーク』のコラボ試合。
2021年6月12日には、埼玉・メットライフドームにてプロ野球セ・パ交流戦の埼玉西武ライオンズVS中日ドラゴンズ戦が開催。球場には『DQ』おなじみの楽曲が流れ、試合の随所にも『DQ』をモチーフにした演出が散りばめられたスペシャルなコラボレーションゲームの模様を、じっくりとリポートしよう。
始球式で驚異の球速199キロをマークした謎の“ピッチャー”とは⁉
『DQIX』の『序曲IX』とともに開場したメットライフドーム。『DQIII』の『酒場でブギウギ』や『DQII』の『街の賑わい』など、試合前から『DQ』の音楽が球場内に流れ、試合前から来場者の静かな熱気が『DQ』色に彩られていくのが楽しい。
“ドラゴンクエストウォークコラボデー”ということで、球場ではさまざまな『DQウォーク』グッズも販売。また、外野スタンドの一角を『DQウォーク』のマスコットである“スラミチ”が埋め尽くすという、ユニークな演出も!

ビジターとなる中日ドラゴンズ、ホームとなる埼玉西武ライオンズのスターティングメンバーが、ドラゴン戦をモチーフにした映像(もちろんBGMは戦闘曲!)とともに発表されるという気の利かせっぷりもすごい。
あとはプレイボールを待つばかり……となったところで、バックスクリーンにある大型のLビジョンに突然、“都内に突如モンスターが現れた”というニュース映像が。勇者一行により撃破されたモンスターをスクウェア・エニックスが“改造”したとのことで、そのお披露目が始まるようだ。
白いベールに包まれた“それ”が運ばれる中、観客の拍手でエネルギーがどんどんチャージ。ゲージが100%になったところで、スペシャルムービーとともにベールが剥がされる……と、なんとキラー“ピッチング”マシンが登場! いったいどうやってボールを投げるのかと疑問に思っていたが、左腕のボウガンに当たる部分にピッチングマシンが組み込まれており、そこからボールを発射するというギミックになっていた。
注目の投球は……もちろんノーバン! スピードガンはなんと驚異の199キロをマーク!! 今回の始球式にはバッターが打席に立たなかったが、それも納得の球速だ。
今日の パ・リーグコラボ試合には なんと キラーピッチングマシーンが 登場っ。
しょうがない……そろそろ ボクの本気を 見せるときが きたようだね……。
#DQウォーク #埼玉西武ライオンズ #キラーピッチングマシーンは本当だよ https://t.co/mIyiIDOK5g
— スラミチのへや (@SuramichiRoom)
2021-06-12 14:40:00
試合中も、さまざまなタイミングで『DQ』シリーズのBGMが流れ、埼玉西武ライオンズの投手登板時やチャンス時には『DQウォーク』にちなんだ映像がLビジョンに表示されるなど、コラボ試合に相応しい雰囲気を作り上げていた。

『DQウォーク』コラボで盛り上がるファンと選手のパワーの効果(?)か、埼玉西武ライオンズは7-3で快勝。また、この日は栗山巧選手が通算2000試合出場を達成したこともあり、ライオンズファンにはうれしい1日となったのではないだろうか。
なお、このコラボ試合を記念して『DQウォーク』内に記念メガモンスターとして、キラーピッチングマシンが登場。出現期間中に討伐して、アクセサリーのスライムボールをゲットしよう。
『DQウォーク』とパ・リーグのコラボは残すところ、2021年6月27日に宮城・楽天生命パーク宮城で行われる東北楽天ゴールデンイーグルスVS福岡ソフトバンクホークス戦のみ。球場に行けなくとも、コラボ企画で野球ファンといっしょに楽しみたい!