一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会(JIGA)は、HIKKYと、xR(空間拡張技術)領域での業務提携契約を締結したことを明らかにした。
HIKKYと言えば、来場者100万人超を誇る世界最大規模のVRイベント“バーチャルマーケット”の主催団体としておなじみ。4月にはVR空間でのインディーゲームの展示会“GameVketZero”を初開催し、話題を集めた。
一方のJIGAは、日本最大規模のインディーゲームの祭典となるBitSummit THE 8th BITを、2021年9月2、3日に無観客で開催することを発表している。今回の発表では業務提携の具体的な内容に対する言及はなかったが、VR空間でBitSummit THE 8th BITが楽しめるのでは……とも期待される。続報を待ちたいところだ。
以下、リリースを引用
今回の業務提携の背景と目的
新型コロナウイルスの感染拡大により、来場者を集めたリアルイベントの開催が困難となっている昨今、その流れはイベントを主催する側は元より、発表する機会が減ってしまったクリエイター側にも多大な影響が生じています。JIGAが主催する毎年京都で開催されている日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit」(読み:ビットサミット)もこの影響を受け、昨年はリアルイベントの開催中止を余儀なくされました。
一方HIKKYは、「人の創造性を既存の価値観から解き放つ」をコンセプトに、来場者100万人超を誇る世界最大規模のVRイベント「バーチャルマーケット」を主催しております。2021年4月には「コロナ禍においてゲームイベントの開催が難しいとされる中でも、新しいゲームと出会える場をご提供したい」という願いを込めて、VR空間でのインディーズゲームの展示会「GameVketZero」(読み:ゲームブイケットゼロ)を初開催し、延べ約20万人の来場数を記録しました。
今回の業務提携は、「クリエイターの発表の場を絶やす事なく、インディーゲーム業界のさらなる発展に寄与したい」という両者の思いが合致した事で締結に至りました。
JIGAの持つBitSummitでのリアルイベント運営の知見とHIKKYの持つxR領域でのイベント開発ソリューションを組み合わせて、VRとリアルで広がるインディーゲーム業界の新たな価値の創造を目指します。
【株式会社HIKKY(通称:VR法人HIKKY)について】
「人の創造性を既存の価値観から解き放つ」 VR/AR領域における大型イベントの企画・制作・宣伝、パートナー企業との新規事業開発を主業務に、エンタテインメントVRを牽引する注目のクリエイター達をメンバーとして、業界の発展やクリエイターの発掘・育成を目標に2018年に設立しました。バーチャル世界の生活圏・経済圏を発展させ、クリエイターのさらなる活躍を支える企業です。HIKKYが2018年より主催する「バーチャルマーケット」は、2020年には国際的なVR表彰式「VR AWARDS」のマーケティング部門で最優秀賞、日本の「XR CREATIVE AWARD 2020」で最優秀賞を受賞しました。