2021年5月25日、日本テレビは2021年6月25日(金)21時からの金曜ロードショーで映画『ピーターラビット』を放送すると発表した。地上波初、本編ノーカット放送となる。
✨発表✨
6月25日金曜よる9時
#ピーターラビット
地上波初本編ノーカット
世界中で愛される
ピーターラビット
初の実写映画化
番組後半に最新作の
冒頭約7分をノーカットで… https://t.co/2vWm1VVnav
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv)
2021-05-25 08:02:47
本作は、1900年代初頭にイギリスで刊行されたビアトリクス・ポターによる絵本『ピーターラビットのおはなし』を原作とする実写映画。発売から100年以上経つ『ピーターラビット』シリーズ初の実写映画とあって、2018年の公開時にも大きな話題を呼んだ。
原作では擬人化されたウサギ“ピーター”たちが、イギリスの美しい湖水地方を舞台に、微笑ましい騒動をくり広げる。ただし、映画は原作からガラッと雰囲気を変え、なぜか人間VSウサギたちの全面戦争といった雰囲気となっている。
原作ではお隣のマグレガーさんといえば“白いおひげのおじいさん”(映画にも一応登場)だが、映画ではメインキャラクターとしてその甥であるロンドン育ちで動物嫌いの青年トーマス・マグレガーが登場。ウサギ退治のためにお手製の爆竹(爆薬?)を投下したりと大暴れする。
ウサギたちも、引っ越してきた彼を追い出そうと映画『ホーム・アローン』ばりにワナを仕掛けたりと工夫を凝らして猛反撃を行う。
メガホンを取ったウィル・グラック監督は、壮絶な戦闘描写で名高いスピルバーグ監督の戦争映画『プライベート・ライアン』に影響を受けたとしており、その一事からも、本作がかわいい動物たちをほのぼのと愛でるの平和な作品ではないことがうかがいしれようというもの。
というわけで、原作絵本とはかなり雰囲気が異なる作品に仕上がっている本作。劇場公開時は、日本での興行収入11.2億円、世界興行収入は3億5000万ドル超という好成績を記録し、放送日である2021年6月25日(金)には第2作『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』の公開が予定されている。金曜ロードショーの番組後半では、こちらの冒頭約7分がテレビ初公開されるとのことなので、こちらもチェックしてみよう。
番組情報
- タイトル:金曜ロードショー『ピーターラビット』
- 放送日時:2021年6月25日(金)21時~22時54分
※本編ノーカット
スタッフ
- 監督:ウィル・グラック 『ANNIE/アニー』
- 映画原案/脚本:ロブ・リーバー、ウィル・グラック
声の出演
- 千葉雄大
- 渋谷はるか
- 浅沼晋太郎
- 吉田ウーロン太
- 清水理沙
- 木下紗華
- 下田レイ
- 糸博
- 堀越真己
- 鈴木達央
- 小宮和枝
- 多田野曜平
- 千葉繁
- 神代知衣
- 斎藤寛仁
- こばたけまさふみ
- 東地宏樹
- 雨蘭咲木子
- 青山穣
- 魚建
- 杉山滋美
(敬称略)