偉大な人を、偉人と呼ぶのであれば、この時代に自分のココロとカラダを大切にしている人こそ、現代の偉人。こういうときを逆手にとって、いまだからこそできるアイデアで、軽やかに賢く生きていきたい。そんなとき、胃が支えてくれることもあるかも。さあ、New Normal時代をスマートに生きる、“胃人”生活をはじめましょう。俳優の片桐仁さん演じる“胃人”カタギリ以外にも、活躍する“胃人”をご紹介していきます。
人気対戦格闘ゲーム『ストリートファイター』の世界大会で優勝経験があり、最年長プロ格闘ゲーマーとして第一線で活躍するFAV gamingのsako選手。本稿では、プロゲーマー一本で家族を支え、人生経験も豊富なsako選手に“仕事でポジティブに、前向きになれるコツ”をテーマにお話を伺います。
※この記事は明治プロビオヨーグルトLG21の提供でお送りいたします。
sako(さこ)
プロゲーミングチーム“FAV gaming”に所属するプロゲーマー。攻撃的なゲームスタイルと流麗なコンボが持ち味で、sako選手の繰り出す高難度のコンボは“sakoスペシャル”呼ばれ、多くのファンを魅了する。国内外の2D格闘ゲーム大会で数々の優勝を飾り、2013年には『スーパーストリートファイターⅣ』の公式大会で優勝し、世界王者となった。
規則正しい生活がゲームの活力に
――ふだんの仕事や生活で、ポジティブ・前向きになれるコツを教えてください。
sako僕の場合メンタルを整えるには、3食しっかり食べて、運動して、早寝早起きするといった規則正しい生活を送ることが大事だと思っています。そうすれば、マイナス思考になったりせず前向きに生活できるはずです。
新型コロナウイルス流行前は海外大会に参戦することが多く、時差の関係で寝る時間がバラバラになってしまって、体調を崩してマイナス思考の負の連鎖に陥ることがありました。そうした経験からも、できるだけ規則正しい生活を送れるように心がけています。
――やはりメンタルが弱ってしまうと、ゲームプレイにも影響が出てしまうのでしょうか?
sakoそうですね。僕がプレイしている格闘ゲーム『ストリートファイターV チャンピオンエディション』(以下、『ストV』)は、メンタルがとても重要で、そのときのコンディションによって勝負の行方が大きく左右されてしまいます。
――ファンやスポンサーの期待を背負って大規模な大会に参加するのは、プレッシャーもかかりそうですね。
sakoはい。何百人ものプレイヤーが参加して、優勝できるのはたったひとりです。ですかから結果を求められるとプレッシャーも感じますし、負けが続くとそれまでの練習方法に疑念を持ってしまったりと、負の連鎖に陥ってしまいます。だからそういうときこそ、よく食べて、よく寝ることを意識しています(笑)。
好きなことを続けるために努力する
――ニューノーマル時代に、sako選手にとって“スマートに&健康的に生きる”ために、はじめたこと、やめたこと、続けていることはありますか?
sakoやめたことというのはないんですよね。食べることが好きで、甘い物や揚げ物なども大好きなんですけど、そういうおいしい物は健康によくない場合が多いじゃないですか。でも僕はそういったことを我慢したくないんです。我慢するほうが体に悪いですから(笑)。だから好きなことを続けるために、しっかり運動もしようと。
――食べるために運動をすると(笑)。
sako新型コロナウイルス流行以降は、ほとんど自宅にいるので運動不足が半端ないんです。それで始めたのがジム通いですね。あとは、散歩が昔から好きで続けていることのひとつ。2年同じ場所に住んでいることがないくらいにしょっちゅう引っ越ししてたので、引っ越すたびに散歩してまわるのが楽しくて。
――引っ越しが多いと聞くと、環境の変化に強そうですね。sako選手自身はそういった“変化すること”にはどのように対応しているのでしょうか?
sako変化への適応力は高いほうだと思いますよ。どう対応するかのコツは、“変化を楽しむこと”が重要かなと。
僕の場合はさきほどの散歩がいい例で、散歩で新しい土地を見て回って穴場のお店を見つけたりと、新しい発見を楽しみます。あとは、雨の日の独特の匂いが好きで、カッパを着てわざわざ雨の日に散歩することもあるくらいです(笑)。雨の日は晴れの日と違った景色が見られますからね。そうやって自分なりにおもしろいことを発見していけば、変化も楽しむことができるはずです
――変化という意味では、sako選手が競技シーンでプレイしている『ストV』は、一定期間ごとにアップデートが施され、プレイ環境がガラっと変わってしまうこともあります。そういった変化にも強いのでしょうか?
sakoそうですね。プロゲーマーの中で変化をいちばん楽しんでいるのは僕じゃないかなと。大きなアップデートで環境が変わるたびに、新しいおもしろい部分を見つけるのが得意で、そうやって楽しんでいるから業界最年長プレイヤーとして長く続けることができているのかもしれません。もちろん、新しい環境に慣れるために練習するのは決して簡単なことではなく、たいへんですけどね(笑)。
困難に直面したときは原点に立ち返る
――これまでにsako選手は、大きな困難に直面したことがありますか?
sako嫁の出産準備をしているころに負けが続いて、「どうやったら勝てるようになるのか」と、すごく悩んだ時期があります。
当時は一般の仕事とプロゲーマーを兼業していて、さらに出産の準備が重なった影響で十分な練習ができていませんでした。そんな中、大会には出場しなくてはいけなかったので、その状態で出場したのですが、もちろん勝てるわけもなく、リーグ戦で全敗を喫してしまいました。当時、こんなに勝てないことがなかったので、どうしていいかわからずすごく悩んだんです。
――そのような困難をどのように乗り越えたのでしょうか?
sako気持ちの持ち方、メンタルですね。それまでゲームは楽しんでやるべきというモットーで取り組んでいたのですが、そのときの僕は大会で勝たないといけないというプレッシャーから楽しむことを忘れていたんです。それに気づいて、自分の原点に立ち返って困難を乗り越えました。
――原点に立ち返るきっかけがあったのでしょうか?
sako迷走している時期に、海外大会でチーム戦に参加する機会があったんです。多国籍メンバーでチームを組み、言葉がわからなくても声をかけ合いながら試合に挑みました。とてもいい雰囲気の中、強豪チームを打ち負かして優勝することができたんです。すごく楽しい大会で、その体験が「やっぱりゲームは楽しまないとあかんな」と気づかせてくれました。
――素晴らしい体験だったんですね。
sakoはい。その大会をきっかけに気持ちを切り替えて、少ない時間を有効に使う方法を考えました。おかげで気持ちに余裕が生まれ、楽しもうという気持ちが戻ってきて、コンディションがよくなっていったんです。リーグ戦でまったく勝てなかったのが信じられないくらい勝てるようになって、その年の世界大会で優勝することができました。
環境の変化も楽しむ
――オンライン中心になって2年目とも言える2021年度シーズンの展望はいかがでしょうか?
sakoまずは大きな目標として、例年通り『ストV』の公式世界大会“カプコンカップ”の優勝を目指します。カプコンカップの参加枠は去年まで2枠でしたが、今シーズンは4枠に増えてほんの少しだけ予選を抜けやすくなりました。とはいえ、過去のカプコンカップでは32人中15人が日本人選手だったことがあるくらいなので、4枠でも狭き門ですよ。
――日本のレベルは高いですから、かなりきびしいですよね。
sako大会をやれば毎回優勝者が変わるくらい日本の上位陣の実力は拮抗していますから、世界大会で上位に入れるような実力があっても抜けられるとは言えないレベルですよ。
――直近の大会としては、インテルが主催する“Intel World Open”という大規模な大会もあります。
sakoもちろん出場する予定です。海外遠征がなくなったことで規則正しい生活を送れているので、コンディションはバッチリです。まずはゲームを楽しみながら大会へ向けて調整していきたいですね。
胃は、元気の素
――「胃は心や体のバロメーター」とも言われています。胃が健康であることはsako選手にとってどんな状態でしょうか?
sako胃は元気であれば、好きな物が食べられますし、冒頭でお話したように規則正しい生活を送れるようになれます。ですから、前向きにゲームプレイに取り組めます。
逆に胃に元気がないとご飯が食べられず気分もあがりませんし、体にも影響して悪循環になってしまいます。
――あなたにとって“胃”とは?一言でお答えください。
sako胃は、元気の素ですね。食べることが大好きなので、好きな物を食べると元気が湧いてきます。でも、食べたら食べた分だけ太ってしまうので、運動もしっかり継続していきたいですね。
胃で働く乳酸菌(※) 明治プロビオヨーグルトLG21
ヨーグルトの新たな健康価値を創造した、発売20年目となるロングセラー商品、「明治プロビオヨーグルトLG21」。使用している LG21 乳酸菌は、「お客さまの健康な毎日に貢献したいと願う」明治独自の乳酸菌研究の中で、約2,500種類以上(開発当時)の乳酸菌ライブラリーの中から、胃に着目して選び抜いた特別な乳酸菌です。酸に対する耐性が高く、胃の中の酸性条件でも増殖可能で、さらに胃由来培養細胞への付着性が高いという、個性的な特長を持っています。
※胃で働く乳酸菌とは、“胃で生き残る力が強く、胃での増殖性が高い”という特徴を「働く」と表現しております。