エピック・ゲームズが、同社が試験的に公開していたWebサービス“MetaHuman Creator”への一般アクセスを解禁。申請の承認を待たなくとも、エピックゲームズアカウントでログインすれば誰でも使えるようになった。
MetaHuman Creatorの即時アクセスが可能になりました。
今までのようにお待ち頂く必要はありません。ログインしてすぐにMetaHuman Creatorに触れていただくことが可能です。… https://t.co/eikrSpOtWD
— アンリアルエンジン (@UnrealEngineJP)
2021-05-20 23:17:11
MetaHuman Creatorは、写実的な人間のデジタルモデル(デジタルヒューマン)を作成できるサービス。要はゲームのキャラクターエディターの超スゴい版みたいなものだ。ツールの実行や演算はクラウドサーバーで行われ、使用者はWebブラウザーで描画結果を見ながら操作できる。
作成したデータは3Dデータ管理ツールのQuixel Bridgeを経由してダウンロードすることができ、Autodesk Mayaなどのツールで細かい編集をほどこしたり、Live Link Faceなどのツールに読み込ませてフェイシャルキャプチャー(顔の演技のキャプチャー)を適用してみることもできる。ツールを弄ってみるのに使用料はかからないが、データの利用には最終的にアンリアルエンジンを使って描画しなくてはならないという条件がつく。
とりあえず専門的な知識がなくともざっくり使えるようになっているが、詳細な使用方法や書き出し手順などは日本語ドキュメントが公開されているのでそちらを確認するといいだろう。