HandyGamesは、アドベンチャー『One Hand Clapping』のSteamアーリーアクセスを、2021年6月10日(北米時間)に開始することを明らかにした。
『One Hand Clapping』は、マイクに向かって歌ったり、演奏したり、音を出したりすることで、パズル要素を解きながらゲームを進めていくというユニークなシステムのアドベンチャーゲーム(プレイにマイクは必須で、キャラクターの操作はキーボードもしくはコントローラーで行う模様)。
本作を手掛けるのは、カリフォルニアにオフィスを構えるBad Dream Games。そもそも同社は、南カリフォルニア大学の学生が作ったデモ『One Hand Clapping』に可能性を見出して、2018年に設立されたスタジオだ。以降、しばらく開発を続けてきた『One Hand Clapping』だが、このたびついにアーリーアクセスが配信されることになる。
「私たちは、『One Hand Clapping』の楽しさを信じてやまないので、このゲームをアーリーアクセスで公開することにしました。あなたが小さな町の女の子であろうと、スモーキーな部屋のシンガーであろうと、あなたのフィードバックは、夜のどこかに隠れているバグを見つけるというスリルを求めるすべての人のために、このゲームをよりよいものにするために大いに役立ちます」とは開発陣からのコメント。
さて、『One Hand Clapping』と言えば、声優の花江夏樹さんが、デモ版の実況プレイを披露して注目を集めたことでもおなじみ。
ぜひとも日本でも遊んでみたいところだが……。本件に関してHandyGamesの日本窓口であるTHQNordic Japanの担当者に直撃してみたところ、「日本でもリリースされますよ」とのこと。これは、楽しみにアーリーアクセスを待ちたい。
なお、リリースによると、『One Hand Clapping』は現在、PC、Google Stadia、Xbox One、プレイステーション4、Nintendo Switch、Android、iOS向けに開発中とのこと。Steam版が日本で提供されるということは、当然のこと他機種版でも……? こちらも大いに期待したいところだ。