2021年4月24日~5月1日にかけて開催される“ニコニコネット超会議2021”。千葉・幕張メッセで2021年4月18日~25日に開催予定だった“ニコニコ超会議2021”が新型コロナウイルス感染症の影響でリアル開催が難しいことから、かわりに全編をネット上で配信する形に変えて開催されることとなった。
そんな“ニコニコネット超会議2021”では、最新ゲーム情報の紹介を始めとしたさまざまな企画が実施。本記事では2021年4月30日に行われた、“セガ『ツーポイントホスピタル:ジャンボエディション』超ゲーム紹介特番@ニコニコネット超会議2021”の模様をリポートする。
病院の経営に必要なのは評判より金?
配信された番組には、キャスターの田口尚平氏に加えて、宣伝担当としてドクターT氏が出演。実機プレイを交えて本作の魅力を紹介する形で進行。実機プレイの前に、まずは『ツーポイントホスピタル:ジャンボエディション』概要が紹介された。
本作は、架空の病気を治療する病院を経営して利益・評判を上げて病院を発展させるヘンテコ病院経営シミュレーション。オリジナル版の『Two Point Hospital』に4つの拡張ダウンロードコンテンツと2つの追加アイテムパックを追加した日本語版が本作で、2021年7月29日にプレイステーション4、Nintendo Switchで発売予定となっている。
ゲームの紹介をしたところでさっそく実機プレイを開始。ドクターT氏が要素を紹介しながらプレイするという形で進められた。
何はなくとも設備や人員の配置をしないと病院運営はできない。ということで、病室や医者などを配置することに。病室などの部屋は、場所はもちろんのこと、広さなども自由に決められる。ドクターT氏によると患者が移動する動線を考えて配置するのがポイントだだ。
ある程度、設備や院院の配置を終えると病院運営がスタート。当面は画面右上に表示されている要素の達成を目標として進めていく。
設備や医者がいれば自動で患者の治療を始めてくれるので非常に簡単そう。ただし、医者も人間である以上、ずっと働き続けることはできない。患者が来たときには医者が休憩中で治療できないという場面も見られたので、医者の人数や配置場所が重要になりそうだ。
と、ゲームを紹介しながらプレイを進めていたところでひとつのミッションが開始。その内容は、頭が電球になってしまうという病気の患者を3人治療するというもの。
ゲーム中にはこのようなミッションが発生し、クリアーしていくことで“1つ星病院”、“2つ星病院”と病院の評価が上がっていくそうだ。
このような感じで、ゲームについて紹介しながら病院を発展させていたドクターT氏だったが、ここで“1つ星病院”の説明を聞いていた田口氏から突然の提案が。
その内容が、残りの放送時間20分で“3つ星病院”を目指すというもの。“3つ星病院”にするためには、“1つ星病院”にしてから特定の条件を満たして“2つ星病院”にして、そこからさらに条件を満たす必要がある。
突然の無茶ぶりに動揺しながらも、ドクターT氏は時間内に“3つ星病院”を目指すことに。できなかった場合は罰ゲームとして“ドクターT”の名前が剥奪。本名の“田中”という名前で活動することが決定した。さらにエンディングまで足つぼマッサージ機に乗ることも追加。
ミッションを達成するため、休憩中の医者を強制的に治療部屋に配置し始めるなど、ドクターT氏の病院にはかなりブラックな雰囲気がビンビン。だが、その効果もあって“1つ星病院”にすることに成功。“2つ星病院”に向かって病院をさらにブラックな環境を目指していたところでイベントが発生する。
そのイベントとは、1年ごとに優秀な医者を表彰するというもの。表彰されると賞金や病院の評判が向上するのだが、ブラックな経営をしていたことから、ふたりは誰も表彰されないと思っていた。しかし、その予想に反して年間最優秀医師にドクターT氏の病院の医者が選ばれてしまったのだ。
たとえブラックな病院でも、しっかり治療していれば優秀な医師として評価されるということだろうか……。
ひとりめから表彰されて、ほかの医師も高評価が予想されたが、ここで残り時間を理由にその後の表彰を全部スキップ。ゲームを紹介する企画なのにスキップすることを田口氏がツッコむが、どうしても足つぼマッサージ機に乗りたくないドクターT氏は意に介さずプレイを続ける。
その後も、病院の資金を増やすために治療費を高くしたり、自動販売機の数を増やしたりと、手段を選ばないドクターT氏。資金は増えたものの、高すぎる治療費が足かせになってか、病院の評判が上がらない。
資金がある程度貯まると、経営体制は一転。治療費などを安くして病院の評判をあげることに必死だ。だが、医療ミスの発生時には淡々と説明するなど、それでは評判がよくなるはずはない。田口氏は激しくツッコむが、ドクターT氏にとって時間内に“3つ星病院”を目指すこと以外は些事なようだった。
“2つ星病院”になったところで残り時間は7分。ここからさらに治療費を上げ、設備や医者を増やし、“3つ星病院”を目指すためにラストスパートをかけた。
何度も田口氏から「頭が電球の患者を治療するところを見たい」というリクエスト(妨害?)をされ、それでもめげずにアップで見せながら、目標の“3つ星病院”を目指していく。
だが、ここで無情のタイムアップ。目標は達成できず、罰ゲームをすることになった。
ドクターT氏、もとい田中氏は罰ゲームの足つぼマッサージ機に乗りながらお知らせをすることになったのが、まさかの事態が発生。
何と足つぼマッサージが効かなかったのだ。そんなことある?
そんなことはないと田口氏が試しに足つぼマッサージ機に乗ったら、当然のような激痛リアクション。田中氏がただただ健康で足つぼが効かないというオチがついたところで、『ツーポイントホスピタル』番組は幕を下ろした。
そんなオチ、ある?