スタジオ地図創立10周年を迎える2021年7月公開予定の劇場映画『竜とそばかすの姫』。人気アニメ作家、細田守氏が監督・脚本・原作を務める注目作の新たな予告映像が公開された。

『竜とそばかすの姫』予告1【2021年7月公開】

以下、リリースを引用

今作で新しい地図を描く細田監督の元に世界的クリエイターたちが集結!!

 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで、『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ベイマックス』『モアナと伝説の海』など数多くのキャラクターデザインを手掛けるジン・キム(Jin Kim)が、歌姫ベルのキャラクターデザインを手掛けたことが解禁となりました!!互いの作品をリスペクトし合っていた、ジン・キムと細田監督は、『未来のミライ』が米国アカデミー賞ノミネートを始め、まさに細田作品が世界へ羽ばたいた頃、ロサンゼルスで出会い、意気投合。いつか一緒にクリエイティブを、と語り合いました。今回、歌姫ベルのデザイン制作にあたり、細田監督が正式に依頼、互いが熱望していたクリエイティブの共演が実現しました。貴重なキャラクターデザインもこの度合わせて解禁となります!

細田守最新作『竜とそばかすの姫』の新たな予告映像解禁。主人公のインターネット世界での姿・ベルに注目!
細田守最新作『竜とそばかすの姫』の新たな予告映像解禁。主人公のインターネット世界での姿・ベルに注目!

 また、先日公開された世界50億人以上が集う<U>のコンセプトアートを担当したのは、ロンドン在住の新進気鋭のイギリス人建築家/デザイナー、エリック・ウォン(Eric Wong)。ユニバーサルでインターナショナルな超巨大インターネット空間を、建築とデザインの双方から独創的に描ける人物として、細田監督自らが探し出し、たっての希望で実現しました。

 さらに、先日 3 月 15 日に発表された第 93 回米国アカデミー賞長編アニメーション部門へノミネートされた『ウルフウォーカー』を始め、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』『ブレンダンとケルズの秘密』など、これまで 5本の映画をアカデミー賞にノミネートさせてきたアイルランドのアニメーションスタジオ、カートゥーン・サルーンのトム・ムーア、ロス・スチュアート監督を始めとするスタッフたちが今作に参加!

 日本と世界の才能が集結し、未だ誰も観たことのない独創的な世界を表現し、新たな“地図”を描きます!!

そんな本作の世界観が垣間見える予告映像も公開!!

 また、歌姫ベルの歌声が初解禁されました!! 公開された予告映像には、ジン・キムがデザインした歌姫ベルの美しく輝く姿が。高知の田園風景や校舎という日常から、仮想世界<U>へと新たな世界の扉を開いていくすず(ベル)。

 そんな彼女の目の前に<U>で恐れられている謎の存在・竜が姿を現します。ついに明らかとなった竜のビジュアルとその竜に抱きかかえられるベルの姿も!物語の続きが気になる予告映像となっております。

 主人公・歌姫ベルの透明感と力強さを備えた歌声・・・重要な楽曲も初解禁となりました! 母親の死以来、心に深い傷を負い、歌うことができずにいた少女・「すず」が、<U>の世界で「ベル」として自分を解放し、心に秘めてきた想いを歌ったこの歌は、劇中でベルが歌う重要な楽曲のひとつとなっています。

“こんな小さなメロディが貫いていく世界が見たいの”という歌詞の通り、ベル(すず)の歌は<U>の世界に届くのか―?!そして、この歌声の正体は―?!未だ多くの謎がベールにつつまれている本作の今後の続報に、是非ご期待ください!

ストーリー

高知の自然豊かな村に住む 17 歳の女子高生・すずは
幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。

母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは
その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。

いつの間にか父との関係にも溝が生まれ
現実の世界に心を閉ざすようになっていく。

曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日
偶然にも、全世界で 50 億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界<U>に
「ベル」というキャラクターで参加することになる。

もうひとりの自分。
もうひとつの現実。
もう、世界はひとりひとつじゃない。

<U>では自然と歌うことができたすず(ベル)は
自ら作った歌を披露し続けていく内に
あっという間に世界中の人気者になっていく。

そんな驚きも束の間
突如轟音とともにベルの前に現れたのは
竜の姿をした謎の存在だった―。