2020年(令和2年)3月20日は、Nintendo Switch用『あつまれ どうぶつの森』が発売された日。本日でちょうど発売1周年を迎えた。

 『あつまれ どうぶつの森』は、任天堂から発売されたコミュニケーションゲーム。個性豊かなどうぶつたちと交流しながら気ままな暮らしを楽しんでいく、おなじみシリーズの最新作だ。2020年12月末の時点で世界累計3118万本を販売しており、シリーズ最大のヒットを記録した。ファンのあいだでは“あつ森”の愛称で親しまれている。

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『あつまれ どうぶつの森』が発売された日。累計4159万本突破のシリーズ最大のヒット作で、無人島でDIYできるのが新鮮だった。カブ取引に夢中になる人も続出!?【今日は何の日?】

 本作の舞台となったのは“無人島”。村や街など、これまでの作品とは打って変わったシチュエーションにワクワクしたプレイヤーも多いことだろう。“たぬき開発”が企画する無人島移住パッケージを利用して、好きな場所にテントを張って生活をスタートさせるのは流行りのソロキャンプのようで新鮮に感じたはず。

 ムシを捕まえたり、サカナ釣りをしたりするなど、島ではいままでのように自然と触れ合うこともできるが、やはり目玉はDIY(Do It Yourselfの略。おじさん的には日曜大工)。こちらも近年ブームになっているが、本作では島にある素材を使って好きな道具や家具が作れてしまうのだから驚きだ。必要なものを自分で用意しながら島を徐々に発展させていくのはやり甲斐もあり、いままで以上に村や街を作り上げるという感覚も味わえたので多くの人が夢中になったはず。

 島クリエイターの資格を取れば、地面を削ったり地形の変更も可能で島を丸ごとデザインできてしまうのは非常にうれしかった。さまざまなどうぶつたちが住んでくれたときには、何とも言えない満ち足りた気分も感じられたのではないかな。

『あつまれ どうぶつの森』が発売された日。累計4159万本突破のシリーズ最大のヒット作で、無人島でDIYできるのが新鮮だった。カブ取引に夢中になる人も続出!?【今日は何の日?】

 『あつ森』ではローカル通信やインターネットを通じたオンラインプレイで、最大8人のプレイヤーでいっしょに楽しめるのも大きな魅力。家具やフルーツの交換をしたり、季節のイベントに参加したりできるほか、まったりチャットを堪能するなんてこともできる。最後はみんなで記念撮影なんていうのも定番の流れなんじゃないだろうか。

 まあ、それらも楽しいのだが、いちばん気になるのはカブ価だったりはしなかっただろうか。筆者のまわりが特殊だったのかもしれないが、カブでベルを増やすことに夢中になっているユーザーがやたらと多かったように思う。カブ価の高い島で売るためにSNSを使って情報を集めて、島に訪ねていくというのもよく見る光景だった。カブは1週間で腐ってしまうというルールが絶妙で、うっかり腐らせてしまった悲痛の叫びを聞いたのも一度や二度ではなかった気がする(笑)。

『あつまれ どうぶつの森』が発売された日。累計4159万本突破のシリーズ最大のヒット作で、無人島でDIYできるのが新鮮だった。カブ取引に夢中になる人も続出!?【今日は何の日?】
『あつまれ どうぶつの森』が発売された日。累計4159万本突破のシリーズ最大のヒット作で、無人島でDIYできるのが新鮮だった。カブ取引に夢中になる人も続出!?【今日は何の日?】

 なお、2001年4月14日はニンテンドウ 64用ソフト初代『どうぶつの森』が発売された日。『どうぶつの森』シリーズは、発売から20周年という大きな節目を迎えることになる。

[2021年3月20日9時00分修正]
初出時、記事タイトル内の販売本数に誤りがあったため、該当の文章を修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。