2K Gamesが、自社のゴルフゲーム『PGA TOUR 2K』シリーズについて、プロゴルファーのタイガー・ウッズと長期の独占契約を締結したことを発表した。

 タイガー・ウッズとゴルフゲームの関係といえば、1998年から毎年のようにエレクトロニック・アーツからリリースされていた『Tiger Woods PGA Tour』シリーズが有名。今回の発表は2013年の『Tiger Woods PGA Tour 14』以来の契約となり、これにより2K Gamesは独占的にタイガー・ウッズの名前を使いゲームに登場させられるようになる。

Tiger Woods PGA Tour 14
エレクトロニック・アーツのゴルフゲームの顔を長く務めたタイガー・ウッズ。その後、ローリー・マキロイを起用して1作作られたが続かず。

 またタイガー・ウッズはシリーズにエグゼクティブ・ディレクターおよびコンサルタントとして関わるほか、2Kはウッズが運営する教育支援系の財団TGR Foundationのパートナーとなるという。

 そして今回の契約発表に合わせて、『ゴルフ PGAツアー 2K21』(原題: PGA Tour 2K21)を開発したHB Studiosが買収により2K Games傘下となったことも発表されている。同スタジオは前述の『Tiger Woods PGA Tour』にも外部の開発スタジオとして関わっており、2K Gamesがゴルフゲームを得意とする開発スタジオとタイガー・ウッズという未だ世界的に高い知名度を誇るスターを確保して注力していく構えなのがうかがえる。

 なお先日交通事故にみまわれた事が報道されたタイガー・ウッズだが、先程公式Twitterアカウントなどを通じ、無事退院して自宅に戻り回復に努めていくというメッセージを投稿している。