ガンホー・オンライン・エンターテイメントから基本プレイ無料(一部有料コンテンツあり)で配信中のNintendo Switch用ソフト『ニンジャラ』。その公式オンライン大会“ニンジャラTV杯 2021 冬 最強チーム決定戦”が2021年1月31日に行われた。
本大会は、『ニンジャラ』初となる4人1組のチームバトル大会。バトルロイヤルとは異なり、チームワークによる連携がカギとなる。
いったいどんな戦術が飛び出したのか。そして、初のチームバトル大会で最強チームに輝いたのはどのチームなのか。本記事では、決勝戦の模様にフォーカスして本大会の模様をお届けする。
決勝戦第1試合:Ninja worriors対ぐるぐるどっか~ん
本大会ではA~Cの3つのブロックでトーナメント戦が行われ、各ブロックの優勝チームが決勝戦へ進出。決勝戦では3チームの総当たり戦によって優勝チームが決定する。
そして決勝戦へ駒を進めたチームは、Aブロック代表・Ninja worriors、Bブロック代表・ぐるぐるどっか~ん、Cブロック代表・冷凍庫の3チーム。まずはNinja worriors対ぐるぐるどっか~んの試合が行われた。
ちなみに、みずからも本大会に選手として出場していたという解説のだいだらさんによれば、チームバトルではメンバーそれぞれの役割を決めておくことが重要とのこと。というのも、ドローンマスターやIPPONマスターといった加点要素を確実に得るためには、チーム内で誰かひとりにリソースを集中させたほうがいいからだ。
そのため、ドローンを壊す役、相手を倒す役、そして味方を臨機応変にサポートする役と3つの役割をひとりずつ用意するのがセオリーなのだそう。
以上を念頭に置いたうえで、試合の模様を見ていこう。試合開始直後、ぐるぐるどっか~んのきぐね選手がNinja worriorsのいりゅちゃん選手に襲い掛かる。きぐね選手のガムウェポンはイッポンカタナで相手を倒す役、そしていりゅちゃん選手はSK8ハンマーを持ったドローンを壊す役だ。
チームバトルではドローン破壊によるポイントがバトルロイヤルよりも高く設定されているため、いかに効率よくドローンを破壊できるかがカギになる。その要であるハンマー持ちを真っ先に狙うあたりは、さすがここまで勝ち進んだ猛者と言うべき動きだ。しかし、これは猛者どうしの戦い。Ninja worriorsもすかさず別の選手がフォローに入り、きぐね選手を逆に撃破してみせた。
それでも序盤の有利を勝ち取ったのは、ぐるぐるどっか~ん。きぐね選手に対してNinja worriorsの選手が複数で対応しているあいだに、ぐるぐるどっか~んはしっかりとポイントを稼いでいたのだ。そうしてつかんだ有利を最後まで離さず、1本目はぐるぐるどっか~んが危なげなく勝利した。
続く2本目も、ぐるぐるどっか~んが序盤から有利を広げていく。その立役者となったのは、やはりきぐね選手。開幕から2分も経たないうちに4度ものIPPONを獲得する大活躍を魅せた。
そうしてきぐね選手が相手を倒して人数差を生み出しているうちに、ほかの選手がドローンをつぎつぎに破壊していく。これがぐるぐるどっか~んの黄金パターンのようだ。
最後までこの黄金パターンが崩れることはなく、決勝戦第1試合はぐるぐるどっか~んが2連勝で制した。
決勝戦第2試合:Ninja worriors対冷凍庫
第2試合、1本目序盤は互角の展開からスタート。試合が動いたのは、忍術ゲージが溜まりだした中盤からだった。
ハンマータイプのガムウェポンを持ったプレイヤーは、あくまでもドローン破壊が主目的となるが、SK8ハンマーのガム忍術・テンチムヨウは当たれば必殺の非常に強力なガム忍術。第1試合でも互いにテンチムヨウを撃って撃たれてというシーンが多く見られた。
そのテンチムヨウが、ここでも猛威を振るった。冷凍庫のたきごおり選手が放ったテンチムヨウが、Ninja worriorsの選手をふたり同時に捕らえたのだ。
ドローン前での競り合いをこのスーパープレイでものにしたことで、冷凍庫が一気に勢いに乗った。その後もどんどん点差を引き離し、最終的にはたきごおり選手がドローンマスターとIPPONマスターをどちらも獲得。ほぼダブルスコアで冷凍庫が勝利した。
いよいよ後がなくなったNinja worriorsは、奇策を講じて逆転を狙う。ドローン破壊に長けたハンマータイプのガムウェポンをなんと3人が装備し、大量のポイントを狙う構えを取った。
この奇策がうまくハマり、終始ほとんど点差が生じない大激戦に。結局最後までほとんど差は開かず、僅差で冷凍庫がリードした状態でタイムアップ。ドローンマスターとIPPONマスターの加点しだいで逆転もあるかと思われたが、1本目に引き続きたきごおり選手がドローンマスターとIPPONマスターを両方獲得。逆転を許さず、冷凍庫が2連勝で第2試合を制した。
これにより、Ninja worriorsは3位が確定。第3試合はぐるぐるどっか~んと冷凍庫による優勝決定戦となった。
決勝戦第3試合:ぐるぐるどっか~ん対冷凍庫
いよいよ大会も大詰め。この試合で優勝チームが決定する。決勝戦ではまだ1本も負けていないチームどうし、1本目は終始拮抗した展開に。
ここでは、お互いにサポートを担当する選手の活躍が光っていた。冷凍庫・はまごおり選手はふたつに分かれた戦場をガムダッシュで行き来しながら、ドラムビートのスペシャル“ヤマビコスクリーム”でどちらの戦場も素早くフォロー。視野の広さが遺憾なく発揮されたすばらしいプレイを披露した。
対するぐるぐるどっか~ん・こげ選手のガムウェポンはメロウアラモード。ヨーヨータイプの長射程とスペシャル“ビヨンド・ザ・ガム”を駆使して、終盤にガム忍術“シノビースト”でいっきにドローンを破壊しようとする相手選手を妨害した。これが功を奏したか、ぐるぐるどっか~んが1600ポイントほどの有利を付けてタイムアップ。ドローンマスターこそ冷凍庫が獲得したが、IPPONマスターをきぐね選手が抑えたため、1本目はぐるぐるどっか~んの勝利となった。
続く2本目は、冷凍庫・はまごおり選手がすばらしい動きを見せた。序盤のぶつかり合いでウェポンブレイクをされてしまったところから、なんと約30秒ものあいだあえてガムウェポンをクラフトせずに立ち回って見せた。
そのあいだ何をしていたかと言えば、ひたすらドローンのまわりでガムガードを構えながらガムウツセミの術を連発。相手チームの攻撃からドローンを守りつつ、あわよくばシノビカード“ウツセミ変化マスター”の効果で相手にガムダメージを与え、ガムバインドを狙っていたのだ。
これによって、ぐるぐるどっか~んはドローンを思うように獲得できず冷凍庫が大きくリードを伸ばした。ここに来て初めて、ぐるぐるどっか~んが大きくビハインドを背負った。
終盤に何とかぐるぐるどっか~んも差を詰めるが、冷凍庫がそれをさらに引き離し、2本目は冷凍庫が勝利。ぐるぐるどっか~んから初めてラウンドを奪ってみせた。
運命の3本目、ここで大きな働きをしたのがぐるぐるどっか~ん・くれらぶ選手だ。オマツリボードの機動力を活かして、冷凍庫サイドにあるドローンを単身で奪いに行く。そこへ冷凍庫の要・たきごおり選手が止めに入るが、くれらぶ選手はガムガードとガムウツセミの術を併用して足止めの構え。
これによってなんと30秒以上ものあいだ、たきごおり選手を足止めすることに成功。くれらぶ選手もポイントを稼げていないが、だいだらさんはボードタイプのくれらぶ選手がハンマータイプのたきごおり選手を止めているため、ぐるぐるどっか~んが有利だと指摘した。
それでも、点差はまったく開かない。残り60秒の時点でなお、両チーム1歩も譲らず競り合っていた。その流れを変えたのは、またもくれらぶ選手のプレイ。ドローンを狙うもぶごおり選手の死角から奇襲を決めると、その人数差を利用してぐるぐるどっか~んが徐々に点差を伸ばし始めた。冷凍庫も意地を見せて追い上げるものの最後まで追いつけず、3本目はぐるぐるどっか~んが制した。
これにて、すべての試合が終了。『ニンジャラ』初のチームバトル大会“ニンジャラTV杯 2021 冬 最強チーム決定戦”優勝チームは、ぐるぐるどっか~んに決定した。
チームバトルルールの公式大会は今回が初めての開催。バトルロイヤルルールとは違った試合展開や連携を意識したプレイヤーたちの動きが見られて新鮮だった。もっとさまざまな個性を持ったチームが台頭してくること、そして次回大会が開催されることに期待したい。
今後の『ニンジャラ』に関する情報も公開
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●応募期間:2021年3月31日15:00まで
詳しくは明治公式サイト特設ページをチェック。
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詳しくは『ニンジャラ』公式サイト特設ページをチェック。