書店員を中心に各界のマンガ好き選考員らが“今、この瞬間一番薦めたいマンガ”を決める“マンガ大賞2021”。1次選考を終えて、マンガ大賞候補となるノミネート10作品が決定した。
今回対象となったのは、2020年1月1日から12月31日までに単行本が発売され、最大巻数が8巻までのマンガ作品(最大巻数が8巻相当までの電子書籍も含む)。一選考員では、95人の選考員が対象作品から最大5作品に投票。それを集計したのち、得票数を多く獲得した上位10作がノミネート作品とさせて選出された。
“マンガ大賞2021”のノミネート作品は以下の通り。
マンガ大賞2021ノミネート作品(あいうえお順)
『【推しの子】』赤坂アカ・横槍メンゴ
『女の園の星』和山やま
『怪獣8号』松本直也
『カラオケ行こ!』和山やま
『九龍ジェネリックロマンス』眉月じゅん
『SPY×FAMILY』遠藤達哉
『葬送のフリーレン』山田鐘人・アベツカサ
『チ。―地球の運動について―』魚豊
『水は海に向かって流れる』田島列島
『メタモルフォーゼの縁側』鶴谷香央理
1次選考では、95人の選考員から全216作品への投票があった。ノミネート作品以外の一次選考作品が気になる人は、“マンガ大賞2021”公式サイトに作品リストが公開されているので、そちらをチェックしてほしい。
今後は、選考員が全ノミネート作品を読んだ上で二次選考を実施。1、2、3位を選定し、ポイント制で集計した上で、本年度の“マンガ大賞を選出する。なお、発表は3月中旬~3月下旬に開催予定の授賞式にて行われる。