2020年9月18日より上映中の映画『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の興行収入が2021年1月14日付けで21億円を突破したことが明らかになった。
興行成績は動員1452331人、興収2100014400円を記録。2021年も新規の上映館を予定しているという。ドルビーシネマ版も一部劇場で続映されており、丸の内ピカデリーでは2月5日から再上映も決定している。
【イントロダクション】
心を揺さぶる物語、心に響く音楽、心に残るアニメーション。
今なお多くの心を惹きつけて離さない、とある女性の人生譚。彼女の名は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。
放送前からワールドツアーを行い、世界各地で熱狂の渦を巻き起こした。感動的な物語と、繊細でダイナミックな映像で話題となった TVシリーズ、観客たちの心を躍らせ、作品世界へと誘ったオーケストラコンサートを経て、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-」を公開。世界中で大きな反響を巻き起こした。
そして、いよいよフィナーレへ。
「愛してる」も、少しはわかるのです。新しい時代が到来し、世界が大きく変わっていこうとしている今、彼女の紡ぐ手紙が、彼女の想いが、どこに届くのか。【不変】で【普遍】の愛をあなたに。愛する人へ送る、最後の手紙。
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』本編冒頭シーン10分特別公開
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』大ヒット感謝PV
【ストーリー】
――あいしてるってなんですか?
かつて自分に愛を教え、与えようとしてくれた、大切な人。
会いたくても会えない。永遠に。
手を離してしまった、大切な大切な人。
代筆業に従事する彼女の名は、〈ヴァイオレット・エヴァーガーデン〉。
幼い頃から兵士として戦い、心を育む機会が与えられなかった彼女は、大切な上官〈ギルベルト・ブーゲンビリア〉が残した言葉が理解できなかった。
──心から、愛してる。
人々に深い傷を負わせた戦争が終結して数年。
新しい技術の開発によって生活は変わり、人々は前を向いて進んでいこうとしていた。
しかし、ヴァイオレットはどこかでギルベルトが生きていることを信じ、ただ彼を想う日々を過ごす。
──親愛なるギルベルト少佐。また今日も少佐のことを思い出してしまいました。
ヴァイオレットの強い願いは、静かに夜の闇に溶けていく。
ギルベルトの母親の月命日に、ヴァイオレットは彼の代わりを担うかのように花を手向けていた。ある日、彼の兄・ディートフリート大佐と鉢合わせる。ディートフリートは、ギルベルトのことはもう忘れるべきだと訴えるが、ヴァイオレットはまっすぐ答えるだけだった。「忘れることは、できません」と。
そんな折、ヴァイオレットへ依頼の電話がかかってくる。依頼人はユリスという少年。
一方、郵便社の倉庫で一通の宛先不明の手紙が見つかり……。
【キャスト&スタッフ】
- ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依
- ギルベルト・ブーゲンビリア:浪川大輔
- 原作:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」暁佳奈(KA エスマ文庫/京都アニメーション)
- 監督:石立太一 脚本:吉田玲子
- キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子
- 世界観設定:鈴木貴昭
- 美術監督:渡邊美希子
- 3D美術:鵜ノ口穣二
- 色彩設計:米田侑加
- 小物設定:高橋博行
- 撮影監督:船本孝平
- 3D監督:山本 倫
- 音響監督:鶴岡陽太
- 音楽:Evan Call
- アニメーション制作:京都アニメーション
- 製作:ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
- 配給:松竹
- 『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』公式サイト
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