ニンテンドー3DSで2017年に発売され、2019年にはHDリマスター化されてNintendo Switchとプレイステーション4、及びPCでリリースされたフリューの『アライアンス・アライブ HDリマスター』が、AndroidとiOS向けアプリとして蘇ることになった! HD化されたグラフィックはそのままに、2021年初冬にリリースされる。価格は各3109円[税抜](各3420円[税込])。なお、アプリ配信後2週間は、定価の約32%引きとなる2320円[税込]での早期購入特別価格キャンペーンを実施予定だ。
本作は、オムニバス形式で物語が進んでいくPRGで、全部で9人の主人公が登場。それぞれ違った立場から語られるストーリーがやがてひとつの流れに集約していき、人間と魔族の異なる種族が織りなす趣のある物語へと展開していく。
スマホ版となった本作では、Nintendo Switchとプレイステーション4版のクオリティーはそのままに、遊びやすいように、スマホに最適化したUIとなってお目見えする。
『アライアンス・アライブ』ってどんなゲーム?
本作は千年前、人間たちの暮らす世界に“魔族”による侵攻が行われたところから始まる。世界はいくつかの“ゾーン”に分断されて統治が進み、魔族を頂点として新たな階級社会が築かれ、独自の文化を形成。どれだけ時が流れようとも、支配にあらがおうとする人間たちの抵抗の炎がついえることはなく、9人の主人公により世界が大きく動き始めていくことになる。
戦闘は最大5人のパーティーを組んで行われるターン制のバトルで、特性を見極めながら武器を装備させたり、“資質”と呼ばれる能力を習得させてプレイヤーごとの成長を促したりと、幅広い戦略を楽しめるようになっているのが魅力だ。
本作は、過去に有名RPGを手掛けてきたスタッフが集結して作られているのも大きな特徴で、シナリオには『幻想水滸伝1・2』のディレクション・シナリオで知られる村山吉隆氏、ゲームデザインには『サガ』シリーズのバトルデザインで知られる小泉今日治氏、コンポーザーには『サガフロンティア2』や『アンリミテッドサガ』の作曲で知られる浜渦正志氏が務め、そのほかにも数々のRPGを作り上げてきたスタッフが集い、制作された。
PROJECT ALIVEスタッフ
- シナリオ:村山吉隆氏
- アートディレクター:浅野雅世氏
- ゲームデザイン:小泉今日治氏
- キャラクターデザイン:平尾リョウ氏
- モンスターデザイン:小島雄一郎氏、下釜陵志氏
- 背景美術:筒井美佐子氏、今川伸浩氏、佐々木玲奈氏、吉岡愛理氏
- ムービーデザイン:山形周平氏
- コンポーザー:浜渦正志氏
- サウンドエディター:齊藤賢一氏
- タイトルログデザイン:川口忠彦氏
- 開発:キャトルコール
スマホ版の変更点
もともとのニンテンドー3DSで2画面だった画面構成を、『HDリマスター』で1画面に集約し、HD化によるグラフィックの強化を図ったのがNintendo Switchとプレイステーション4版。テレビ画面を使った家庭用ゲーム機の遊びやすさをプラスされた形になったものが、スマホ版では専用のUIに変更。スマホで遊びやすいように操作性が見直された。また、RPGやシステムの理解に役立つチュートリアルも充実しており、手軽に誰でも理解しながら物語を進行させることができるようになっている。もちろん、HDリマスター化されたグラフィックのクオリティーは維持されている。
壮大で感動的なストーリーが、いつでもどこでも空いた時間で遊ぶことができるのが、本作の大きな特徴となる。
シナリオとその流れをチェック
舞台となるのは、人間たちが暮らす青い空が失われた世界。魔族により、いくつかのゾーンに分断されて統治されている地だ。あるゾーンでは、止むことのない雨が降り続き、またあるゾーンではつねに燃えるような空をしているなど、それぞれまったく独自の文化を形成している世界だ。
この世界に終止符を打とうと、まずはガリルとアーシュラというふたりの主人公が立ち上がるところから冒険は始まる。やがてレンツォとバルバローザという頼もしい仲間が加わったと思ったら、別の3人の主人公に話が移り、また違ったふたりの物語に移るという構成となっている。そしてそれらをすべて進めていくと、登場したすべての主人公9人が集結し、最終シナリオへと突入していく。
果たして主人公たちは長きにわたる魔族からの支配に終止符を打つことができるのか!?
『アライアンス・アライブ HDリマスター』
対応機種:Android、iOS
配信日:2021年初冬配信予定
発売元:フリュー
ジャンル:RPG
価格:各3109円[税抜](各3420円[税込])
※アプリ配信後2週間は、定価の約32%引きとなる2320円[税込]での早期購入特別価格キャンペーンを実施予定。