2020年12月13~14日(日本時間)、ブリザード・エンターテイメントのオンラインカードゲーム『ハースストーン』世界大会“2020年ハースストーン世界選手権”が開催された(新型コロナウイルスの影響により、対戦などはオンラインで実施)。

 形式を変えながらも、リリースから毎年行われてきたこの伝統ある大会で、アジア太平洋地域代表、日本人のglory選手が優勝を果たした。

 ちなみに、日本人選手がこの大会に出場したのはじつに5年ぶり(Kno選手がベスト4入り)。『ハースストーン』の日本コミュニティの希望の星でもあった、glory選手が期待に応えてくれた!

2020年ハースストーン世界選手権概要

  • 賞金総額:賞金総額50万ドル(USD)
  • 大会形式:8名がデュアルトーナメント形式で対戦後、勝ち抜いた4名でシングルイリミネーションの決勝トーナメントを実施
  • 対戦形式:4デッキ使用、1デッキ禁止、5戦3本先取、コンクエスト(勝利したデッキは再使用できない)
出場選手や対戦表、デッキ、賞金等の詳細(『ハースストーン』公式サイト)

 今大会の出場選手は、南北アメリカ、アジア太平洋、中国、ヨーロッパの4地域から、各2名ずつ。いずれも、強者たちがしのぎを削る“ハースストーン・グランドマスターズ”などを勝ち抜いたトップ中のトップ。glory選手は、大会の口火を切る1戦目でJarla選手に3連取されて破れてしまったが、そこから精神力の強さを見せて4連勝し、決勝の舞台へ。

 運命を左右する決勝戦の相手は、奇しくも1回戦で破れたJarla選手だった。glory選手自信、苦手意識をもっていたと語る相手だったが、粘り強く最善の手を模索し続け、3-1で勝利! 見事に『ハースストーン』の歴史にその名を刻むことになった。glory選手おめでとう!

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 大会の模様はYouTubeのアーカイブで観賞可能。決勝戦は2日目の4時間33分頃から。

2020年ハースストーン世界選手権 1日目

2020年ハースストーン世界選手権 2日目