2020年11月5日に発売されたNintendo Switch用ソフト『シャドウバース チャンピオンズバトル』(以下、『シャドバト』)。本作はテレビアニメ『シャドウバース』の世界を再現したゲーム作品で、同名タイトルのスマートフォン向け本格デジタルカードゲーム『シャドウバース』(以下、『シャドバ』)を原作とした、カードバトルRPGだ。
ゲームのメインは街中の人たちとのカードバトルや、オンラインカードバトルだが、本作にはRPGとしての側面もある。主人公たちの通う学園から、商店街などのフィールドを移動しながらゲームを進めていくのだが、そのフィールドの作り込みが「さすがサイゲームス」と言えるほどに緻密なのだ。本記事ではそんな街中の作り込みについて紹介していこう。
シャドウバース チャンピオンズバトル【Amazon.co.jp限定】プレミアムレアカード(店舗特典限定仕様)「次元の超越」付(Amazon.co.jp)
学園生活感がスゴい!
プレイヤーは天青学園に転校してきた転校生として、学生寮から学校へ通う学園生活を送る。天青学園は4階建ての大きな学園で、プレイヤーはその中を自由に探索しながらゲームを進めていく。
教室はもちろんのこと、理科室や美術室などにも入ることができ、ゲーム内では生徒たちが実際に学園で勉学や部活に励みながらも、『シャドバ』でのバトルにいそしむという世界観が味わえる。
カードゲームがメインであるため、「こんなに作り込む必要ある!?」と思えるくらい、細かく描かれた学園の様子をピックアップしてお届けしよう。
ゲームを進行させると、シャドバ部の部室に『シャドバ』のフォロワーのフィギュアが飾られていく。
入れない場所も作り込まれている。たとえば購買部ではパンなどを売っているようだ。
小さな張り紙などにも注目! おそらく学食の献立表が掲示されていると思われる。その横にはゴブリンなどが描かれたカレンダーも!
こちらは保健室。備品からポスターまで「なんでここまで!?」と思うほどに細かく作り込まれているので、じっくり見てみよう。
なお、ポスターや看板など、本作の文字は日本語ではあるもののフィルターがかったような見た目になっており、しっかりとは読めないものの雰囲気は伝わるという感じになっている。右はスマートフォンの使いすぎで姿勢が曲がってしまう“スマホ首”の注意喚起ポスターだろう。
図書室には図書委員が制作したであろう、今月のオススメ本や、おいしいごはん、ねこの本などが飾られている。
教室前飾られた書道の作品。学生時代、たしかにこういうのありましたよね。
おそらく部活か、運動会か。記念写真が飾られている様子がわかる。
理科室には自習をする生徒の姿がちらほら。顕微鏡があったりするのはもちろんだが、生徒ひとりひとりにペンケースまで用意されていて、ちゃんと勉強している様子が伝わる。
美術室は美術品が飾られている……と思いきや、ハンプティダンプティの石像などが飾られている『シャドバ』らしい要素も! テレビアニメ『シャドウバース』第1話にも登場した石像ですね。
街中の作り込みもハンパない!
商店街などの街並みも、作り込みがスゴい。ミモリとのエピソードでよく登場するファミレスはメニューのサンプル品までしっかりと作られていたり、スーパーも何が特売されているのかなど、生活感にあふれた街並みが描かれている。
公園の壁には、おそらく“ウィッチの会”、“エルフの会”募集ポスターが貼ってあった。いたるところに各クラスの“会”のポスターがあるので、同好会みたいなものがあるのだろう。
ファミレス前にあるサンプル料理は、ピザ、ハンバーグ、パスタなど、どれも使いまわしがないというこだわりぶり。そこまでする!?
スーパーには“あるある”なチラシのほかに、ペットボトルのジュースが何種類も並べられている。そこまで種類を用意しなくてもいいのにと思ってしまうところ。
こちらはおそらくケット・シーと書かれたお店。どういうお店なのかよくわからないが、動物病院のようにも見える。
ファストフード店の店舗の表側は詳しく見れないのに、その横にはおいしそうなハンバーガーのポスターが。
同じくこちらはコンビニの横、といったところだろうか。
駅前は都会感あふれるオフィスやビルが立ち並ぶ場所。ゲーム内での『シャドバ』プロたちなどが映し出されている。
プロの試合を楽しめるジェネシスアリーナは、売店がズラリ。先ほどのハンバーガーを売っていたファストフード店がここにもあるようだ。
シャドバスタジアムには初心者向けのポスターがたくさん並んでいる。
シャドバスタジアムの売店では、プロ選手のブロマイドが販売されているようだ。ほかにはどんなグッズがあるのかな?
シャドバスタジアムの休憩所でバトルをしているプレイヤーたちも。
主人公が暮らす学生寮も、芸が細かい。ウェルカムボードがミミ&ココになっている。
『シャドバ』ネタが楽しい!
そして何より、本作は『シャドバ』が生活基盤に組み込まれているレベルで、国民的に超絶大流行した世界が舞台だ。あちらこちらに『シャドバ』のカードイラストなどをモチーフにしたポスターやオブジェクトが並んでおり、ファンならニヤリとすること間違いナシ。
よく見ると『シャドバ』のフォロワーたちのオモチャが販売されているようだ
貼られたポスターを見ると、おそらく『シャドバ』からスピンオフ的にゲーム化されたキャラクターたちがいるようだ。
ちなみにこちらは主人公の部屋にあるベルエンジェルの目覚まし時計。これはサブクエストをクリアーしたことで飾られるようになったもの。ほかにもいくつかこういったアイテムがあるので、サブクエストはぜひクリアーしたいところ。
ネコ探しというちょっとしたお遊び要素も
ちなみに舞台となる猫目町には、いたるところにネコが隠れている。いろいろなネコがいるので、探してみるのもオススメ! 「カードバトルにちょっとつかれてきたな」というときは、一度『シャドバト』の世界を探索してみてはいかがだろうか。
無料体験版が配信中!
『シャドウバース チャンピオンズバトル』の無料体験版が配信中! 本作がどんなゲームなのかを実際にプレイして確認できるので、ぜひダウンロードして遊んでみてほしい。