ユービーアイソフトの巨大スタジオから小規模なインディーまで、200以上のゲーム会社で1万人以上が働くとされるカナダのケベック。そこに新たなスタジオ“Yellow Brick Games”が設立を発表した。

 中心人物は、エレクトロニック・アーツのRPG『ドラゴンエイジ』シリーズでクリエイティブディレクターを務めたマイク・レイドロー氏や、ユービーアイソフトで『アサシン クリード シンジケート』や『ザ・クルー』で開発のコアメンバーとして活躍してきた面々。

 スタジオの方向性としては、比較的小規模の独立系のスタジオでありつつハイクオリティーにまとまった“トリプルI”なゲーム(※)を目指すことが挙げられている。それ以上の詳細は明かされていないが、ゲーム映像配信を念頭に置いて「プレイヤーも視聴者も説得力のある体験ができるものを作る」と謳っているあたりがユニーク。すでに「革新的なゲームプレイの」オリジナルIP作を開発中とのことで、公式サイトでは求人も行われている。

(※巨大予算による超大作であるトリプルAに対して、インディースタジオ的なアプローチやゲームサイズの延長上でありながら見た目も内容もハイクオリティーなゲームを目指す際の呼称)