NetEase Gamesが開発・運営する大人気バトルロイヤルゲーム『荒野行動』は、2020年11月でリリース3周年。これを記念して、10月31日よりイベントが開催中だ。

 その目玉企画として、11月8日には“『荒野行動』3周年感謝祭”が開催された。本イベントは無観客で行われたものの、MCを務めたタレントの百花繚乱さんやコスプレイヤーのえなこさんを始め、もねまねメイクで知られるタレントのざわちんさんやYouTuberのテオくんなど、豪華ゲストが多数出演した。

 そして、以前から『荒野行動』が大好きだと公言している歌手・タレント・YouTuberの手越祐也さんも参戦! 本作の公認実況者や大会で活躍するプロ選手に交じってエキシビションマッチやクイズ企画で活躍を見せたほか、イベント冒頭では新曲『wake me up』を披露してくれた。

『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】

トップアイドルがゲーマーたちに超馴染んでいる!?

 3周年感謝祭は人気音楽グループ“すとぷり”による3周年テーマソング『向こうへ』のライブからスタート。実写MVの映像が流され、配信のコメントはいきなり大きな盛り上がりを見せた。

荒野3周年 - すとぷり実写MV

 さらに、続けて手越祐也さんによる新曲『wake me up』もライブで披露。取材陣は現場に入らせてもらっていたのだが、終始圧倒的な表現力に魅せられっぱなしだった。

 めちゃくちゃ当たり前のことを書かせていただくが、歌が超うまいし超カッコイイ。満足感がすごすぎて、すでに「来てよかったな……」とイベント終盤のような心境だ。

『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】
『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】
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 筆者はライブコンサートにはほとんど行ったことがないので間違っていたら恐縮なのだが、1曲歌った後にゲームを遊び始めることはあまりないだろう。

 しかしステージ上では、さっきまで真剣な眼差しでダイナミックに歌い上げていた手越くん(※)が、無邪気に『荒野行動』を遊んでいるではないか。その振れ幅がおもしろい。

※一瞬で彼の虜になったので、ここから呼びかたが変わります。

『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】

 手越くんが遊んでいるのは、本イベントで初公式披露された新マップ“荒野ランド”だ。遊園地をテーマにしたマップで、ジェットコースターや観覧車、メリーゴーランドなどのアトラクションがたくさん用意されている。それもただ背景としてあるのではなく、実際に乗って楽しめるのがスゴいところ。

 そんな荒野ランドを、手越くんといっしょに世界最速で体験しているのは公認実況者のへんしゅう長氏。この感謝祭が始まる3日前から5人の公認実況者たちによる72時間ぶっ続けの生放送が行われており、5人が挑戦した謎解き企画でもっとも多くのポイントを獲得。見事、荒野ランドを体験する権利を勝ち取ったのが彼だったというわけだ。

 既存のマップとは明らかに毛色が違うマップにテンションを抑えきれないふたりは、馬に乗ったりスケボーに乗ったり、新しい乗りものを試しながら荒野ランドを探検していく。

『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】

 荒野ランドは新要素が多いマップだ。1コーナーだけでは紹介しきれず、つぎのコーナーへ進むことに。手越くんは「勝手にルーム作って試合始めちゃダメですか?」と、まだまだ遊び足りない様子。

 そんな手越くんがつぎにステージに登場したのは各種の対決コーナー。本イベントでは荒野ランドを用いた、実況者チーム対ゲストチームの対決コーナーが計5回用意されており、手越くんは実況者チームでの参戦した。

 ゲストには全国大会“荒野CHAMPIONSHIP”で2連覇を果たした強豪中の強豪チーム“ちーむえーけー!!”のメンバーを始めとする超一流選手たちが登場。

 荒野ランドでのエキシビションマッチの前に、まずはクイズで対決。本作に登場する銃器の銃撃音だけを聞いて、銃器の名前を答えるというものだ。かなりやり込んでいるプレイヤーでないと……というかそれでも難しいと思うが、手越くんも話し合いに積極的に参加し、答えを導き出している。

 別に疑っていたわけではないが、そんなにもやり込んでいるのか、と嬉しくなった。

『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】

 何よりおもしろいのが、あのスーパーアイドル手越祐也がガチゲーマーに囲まれている光景に、まったく違和感がないところだ。発言ひとつひとつが“ちょっと詳しい芸能人”のレベルを軽々と超えていて、実況者たちにすっかり溶け込んでいる。一方で、『荒野行動』プレイヤーの華やかさも改めて感じる。

 筆者はこれまでにも本作のイベント取材は何度か来ているのだが、プレイヤーたちがふつうにおしゃれでカッコイイ&カワイイのだ。もちろん手越くんがガチゲーマーであることも大きいが、手越くんが輪に加わってもビジュアル的に浮かせないプレイヤーサイドもすごいと思う。

『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】

 さて、クイズは同時に出題された4種類の銃声をすべて正確に聞き分けるなど貫禄を見せつけたゲストチームが勝利。続いて、荒野ランドでのエキシビションマッチへと移った。

 先述のとおりゲストチームは全国大会2連覇という偉業を成し遂げた超強豪たちだが、実況者チームだってトップクラスの猛者ぞろいだ。なんと序盤は実況者チームが優勢に。

 そんなハイレベルな試合の中、手越くんも戦闘中の敵を見つけるとすぐさま裏を取れるよう移動し始めるなどガチな動きを魅せ、最終局面まで生き残ることに。最後は建物の屋根上にいた芝刈り機〆骨選手に勝負を挑むものの惜しくも敗れ、そのままゲストチームの勝利となった。

『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】

 負けた実況者チームには罰ゲームが課されるのがお約束。今回はなぜか手越くんひとりが代表して引き受ける形になった。内容は、ゲストチームの選手ひとりひとりにあだ名をつけるというもの。

 突然の無茶ぶりに困る手越くんだが、ゲストチームの金花選手とはプライベートでも仲がいいようで、手越くんの家に泊まりに来たほどだという。そのエピソードにちなんで金花選手は“お泊り男”と名付けられた。

 また、エキシビションマッチで手越くんを見事倒した芝刈り機〆骨選手には、“てごにゃんを撃ち落とした男”と命名。しかも、Twitterなどで手越くんを倒した男であることを自慢していいという許可も出された。

 エキシビションマッチの後は、“手越祐也とLINE通話コーナー”が実施された。おそらくとんでもない倍率だったと思われる抽選に当選した超幸運な視聴者と手越くんの通話が始まった。

 途中、何らかのトラブルによって当選者が手越くんの声を聴きとれなくなってしまったようだが、「一方的に喋るから配信画面で聴いていて」と咄嗟にフォロー。急なアクシデントにも「ハートの強さは半端じゃないんで大丈夫です」と余裕な表情で対応してみせた。

企画満載の大ボリュームイベント

 ついつい手越くんの出演シーンばかりお届けしてしまったが、3周年感謝祭は本当に大ボリュームのイベントだった。

 冒頭で名前を出した方々のほかにも、漫画家でグラビアアイドルの月野ももさんや、コスプレイヤーの伊織もえさん、同じく火将ロシエルさんらを始めとする荒野行動女子部の面々や、αDに芝刈り機、Fennelなど人気チームも多数参加しており、まさに『荒野行動』のオールスターと言っていい顔ぶれだ。

 イベント内では、新マップを使った宝探し対決や友情救助戦など、ふだんは見られない特殊ルールの対戦企画が目白押し。さらに、現金100万円など豪華景品が当たる抽選コーナーに開発陣による来年の計画発表などなど。

 事前配信を含めて7時間弱にもわたるイベントだったが、内容が盛りだくさんすぎて本当にあっという間に時間が過ぎていった印象だ。

『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】
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『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】
『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】

 ほかにも女性陣によるコスプレファッションショーやダンスパフォーマンス、実況者たちによる楽曲披露など本当に書ききれないほどのボリュームだった。以下に印象的なシーンをいくつか紹介しておこう。

『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】
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見ているだけで幸せになれるコスプレファッションショー。
『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】
ところで、こちらはアシスタントMCを務めたコスプレイヤーのえなこさん。とてもかわいい。
『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】
そしてこちらは人気チームαDに所属するゲドロ選手……えっ?
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荒野行動女子部によるスペシャルステージ。皆さん笑顔でパフォーマンスをくり広げ、見ているこちらも笑顔になれる。
『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】
笑顔に……? 荒野行動女子部とはいったい何なのか。
『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】
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公認実況者たちによるライブステージ。みんな華があるんだよなぁ。

手越くんがスター発掘企画の宣伝アドバイザーに就任

 内容盛りだくさんすぎる本イベントもいよいよエンディングへ。

 と、その前に、この1年間でもっとも優秀な成績を収めた実況者を表彰する表彰式が催された。プレゼンターは我らが手越くん。受賞した実況者たちは、賞をもらえたことはもちろん、手越くんから直接トロフィーを手渡されたことに感動を隠せない様子だった。

『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】

 さらにこの後、新たな『荒野行動』スターを育成する人気企画“荒野の光”の宣伝アドバイザーに手越くんが就任したという発表が行われた。

 YouTubeで『荒野行動』関連の動画を投稿し、その再生数や人気などで総合的に評価される。総額1000万円もの賞金が用意されるほか、手越くんとのコラボ配信権利まで獲得できるという。11月11日より受付がスタートしているので、詳しくは公式Twitterなどを確認してほしい。

 この発表を最後に、イベントはエンディングへ。全出演者がステージに集まったのだが、本当にすごい人数だ。

『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】

 改めて、『荒野行動』は今年で3周年。eスポーツシーンでも国内最大クラスの規模で大会を行ったり、今回のような超豪華イベントを催したりと、本当に勢いに乗っているのを感じる。これから4周年、5周年とさらに成長する未来を想像すると、いまからワクワクしてくる。

 最後にまたしても手越くんのすごさを語りたいのだが、Twitterのメッセージを読み上げるコーナーで、「手越くんのおかげで『荒野行動』を知った」というファンから「いつか手越くんといっしょにプレイしたい」というメッセージが紹介された。

『荒野行動』スーパーアイドル手越祐也は銃声で銃器の名前を当てられるほどのゲーマーだった。そんな彼の虜になった話【3周年感謝祭リポート】

 これに対して手越くんは、ふだんから野良マッチ(あらかじめ仲間とチームを組まずにオンライン上でランダムな相手とチームを組むこと)もやっていると話し、もしマッチしたらマイクをオンにして「あのときコメント読まれました」と言ってくれれば、できる限り全力で守ると宣言(『荒野行動』はゲーム内機能でボイスチャットが可能)。

 誰に対してもボイスチャットで反応してくれるわけではないかもしれないが、野良マッチで手越くんといっしょに遊べる可能性があるというのはかなり夢がある。

 まだ『荒野行動』をダウンロードしていない人も、いまなら3周年記念イベントで豪華なログインボーナスなどももらえるので、始めるにはうってつけのタイミングだ。いつか手越くんとマッチすることを夢見て、『荒野行動』をダウンロードしてみてはいかがだろうか。