いまから19年前の2001年(平成13年)10月12日は、ゲームボーイアドバンス用ソフト『逆転裁判』が、カプコンから発売された日。

 『逆転裁判』は弁護士の主人公・成歩堂龍一となって、依頼人の無実を証明していく法廷バトルアドベンチャーゲーム。

『逆転裁判』がゲームボーイアドバンスで発売された日。主人公・成歩堂龍一の「異議あり!」でもおなじみの法廷バトルアドベンチャー【今日は何の日?】

 痛快なシナリオやコミカルで愉快なキャラクターが話題を呼んで人気に。TVアニメ化や実写映画化、舞台化もされており、いまではカプコンを代表するタイトルのひとつになっています。格闘ゲームである『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』に参戦したときはさすがに驚きました。

 『逆転裁判』は情報を集める“探偵パート”と、探偵パートで集めた情報や証拠品をもとに証人の嘘や矛盾を暴いていく“法廷パート”のふたつで進行。

 『逆転裁判』と言えば、法廷パートを思い浮かべる人も多いと思いますが、小ネタがたっぷり用意されている探偵パートも見逃せません。ナルホドくんと真宵ちゃんのくだらないボケとツッコミはクセになります(笑)。

 事件に関連するのは濃いキャラクターばかり。ライバル検事である御剣怜侍はもちろん、騒がしい“大沢木ナツミ”やウザい“宇在拓也”など、名前がダジャレになっているキャラクターも多く、どの人物もすぐに覚えられます。とくに“オバチャン”の愛称で知られる大場カオルはインパクトの強いキャラクターでした。そんな彼らが法廷でピンチになったときに見せるオーバーなリアクションも必見です。

『逆転裁判』がゲームボーイアドバンスで発売された日。主人公・成歩堂龍一の「異議あり!」でもおなじみの法廷バトルアドベンチャー【今日は何の日?】
『逆転裁判』がゲームボーイアドバンスで発売された日。主人公・成歩堂龍一の「異議あり!」でもおなじみの法廷バトルアドベンチャー【今日は何の日?】

 また、『逆転裁判』といえば「異議あり!」のボイス。裁判を盛り上げてくれる大事な要素ですが、じつは「待った!」「くらえ!」「異議あり!」などのナルホドくんのボイスは本作のディレクターである巧舟さんの声。ライバルの御剣はキャラクターデザイナーの岩元辰郎さんのものです。意外と知らなかったという人も多いのではないでしょうか?

『逆転裁判』がゲームボーイアドバンスで発売された日。主人公・成歩堂龍一の「異議あり!」でもおなじみの法廷バトルアドベンチャー【今日は何の日?】

 そんな本作をいまプレイするならシリーズの『1』~『3』までがセットになった『逆転裁判123 成歩堂セレクション』がオススメ。『1』の部分は追加要素のあるニンテンドーDS版の移植なので『1』と『2』を繋ぐシナリオである“蘇る逆転”も遊ぶことができます。ぜひチェックしてみてください。

『逆転裁判』がゲームボーイアドバンスで発売された日。主人公・成歩堂龍一の「異議あり!」でもおなじみの法廷バトルアドベンチャー【今日は何の日?】
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※画面写真はニンテンドーDS版『逆転裁判 蘇る逆転』のものです。

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