2020年9月23日(水)から27日(日)まで、初のオンラインとして開催された“東京ゲームショウ2020 オンライン”。その公式番組の視聴回数が、CESA(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)から発表された。

ファミ通.com”東京ゲームショウ2020 オンライン“特設サイト

 東京ゲームショウ2020 オンラインは、2020年9月23日にオンライン商談からスタート。24日から27日までは、“公式出展社番組”35番組のほか、基調講演、eスポーツ大会番組“e-Sports X”、インディーゲーム開発者のプレゼンイベント“センス・オブ・ワンダー ナイト(SOWN)”などが実施された。

 公式番組の総視聴回数は3160万6942回(集計期間:9月24日~10月4日)。単独プラットフォームでもっとも多かったのはTwitter(英語、中国語含む)で、751万1301回。公式発表では、“Douyin、Xigua、Toutiao(中国)”の合算で発表されたものが、1059万828回でもっとも多い数字になっている。

 なお、2019年のネット来場者(すべての動画視聴回数)は1651万6801回で、2020年のオンライン開催と比較すると、約2倍に近い191%の増加となった。

公式番組の視聴回数について (9月24日から10月4日まで)

  • 総視聴回数:31,606,942(単位は「回、下記は省略」)
  • YouTube:4,050,963 (英語、中国語含む)
  • Twitter:7,511,301(英語、中国語含む)
  • niconico:1,726,014
  • Twitch:875,350(英語を含む) 
  • TikTok LIVE:98,012
  • Douyu(中国):1,069,377
  • Bilibili(中国):2,315,761
  • Douyin, Xigua, Toutiao(中国):10,590,828
  • IGN:3,369,336(英語を含む) 
“東京ゲームショウ2019”ネット来場者報告書

 また、東京ゲームショウ2020 オンラインは、今回初めてアマゾンジャパンと連携し、Amazon特設会場にて番組配信や、出展社の関連グッズの販売を実施。会期中はBtoBのオンライン商談も活発に行われた。リニューアルした“TGSビジネスマッチングシステム”は5日間で40カ国・地域の企業・団体が利用し、商談申込数は前年比36%増の6500件。国際商談の比率は全体の73%を占め、なかでも中南米の利用が、2019年の3カ国17社から4カ国36社に増加したという。

“TGS2020 オンライン“Amazon特設会場

 そして、2021年の次回の開催も発表された。来年の東京ゲームショウは、2021年9月30日(木)から10月3日(日)まで幕張メッセで開催予定。今回のオンライン開催を受けて、どんな内容になるのだろうか。