2020年10月8日、一部地域ではすでに始まっていた『リーグ・オブ・レジェンド ワイルドリフト』(以下、『ワイルドリフト』)のクローズドβテストが、ついに日本でもスタート! 今回はβテスト開始に先駆けて開催された、メディアブリーフィングで明かされた情報を交えつつ、この『ワイルドリフト』の魅力を解説しよう。

スマホ版『LoL』こと『ワイルドリフト』のCBTがスタート、開発者にあれこれ訊いた! 「1試合は15~20分」「全チャンピオンを本作に適応できる」
スマホ版『LoL』こと『ワイルドリフト』のCBTがスタート、開発者にあれこれ訊いた! 「1試合は15~20分」「全チャンピオンを本作に適応できる」

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『リーグ・オブ・レジェンド ワイルドリフト』公式サイト

スマホで『LoL』と同様の奥深い対戦が楽しめる!

 『ワイルドリフト』を簡単に説明すると、世界的に人気のPC用オンライン対戦ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(以下、LoL)のモバイル版だ。『LoL』には複数の対戦ルールがあり、中でももっとも人気のある5対5の”サモナーズリフト”での対戦がスマホでも楽しめる、というもの。

 『リーグ・オブ・レジェンド』(以下、『LoL』)と同じライアットゲームズが開発しているので、プレイフィールやユーザビリティはまったく心配無用。チャンピオン(プレイヤーが操作するキャラクターの本作での名称)も、おなじみの面々が起用されているので、『LoL』経験者ならスムーズに遊べるはずだ。

スマホ版『LoL』こと『ワイルドリフト』のCBTがスタート、開発者にあれこれ訊いた! 「1試合は15~20分」「全チャンピオンを本作に適応できる」
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アッシュ
ゼド
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ジグス
ラックス
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シンジド
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ジャーヴァンIV
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ソナ
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ドクター・ムンド
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ヴァルス

 『LoL』を知らない方に簡単にゲームの説明をすると、本作のジャンルはいわゆるMOBA(Multiplayer Online Battle Arenaの略)。10名のプレイヤーが青チーム、赤チームに分かれ、大きなフィールドで激突しつつ、相手の本拠地の陥落を目指す。

 対戦中、フィールドにはプレイヤー以外にもたくさんのモンスターなどが登場。そういったモンスターは敵プレイヤーを倒すと自キャラクター経験値が入り、一定値まで溜めるとレベルアップ。さらに、“稼いだお金でアイテムを買う”などのRPG的な要素も備えている。

 バトル部分はアクションで、リアルタイムに変化する状況に合わせた戦術眼も求められる。このように、総合的な力が試される、奥深いゲーム性が売りとなっている。

スマホ版『LoL』こと『ワイルドリフト』のCBTがスタート、開発者にあれこれ訊いた! 「1試合は15~20分」「全チャンピオンを本作に適応できる」
スマホ版『LoL』こと『ワイルドリフト』のCBTがスタート、開発者にあれこれ訊いた! 「1試合は15~20分」「全チャンピオンを本作に適応できる」
操作はスマホ用に最適化されていて、誰でも直感的に操作が可能とのこと。対戦のフィールド”サモナーズリフト”は、『LoL』のものよりも若干小さくなっているそうだ。

『ワイルドリフト』開発者ミニインタビュー

 『ワイルドリフト』メディアブリーフィングでは、本作のデザインディレクターBrian Feeney氏(文中はブライアン)に少しお話を訊くことができたので、その模様をお届け。

――『ワイルドリフト』と『LoL』で違う部分はどこですか?

ブライアン 大きく違うのは、1試合にかかる時間ですね。『LoL』では1試合平均30~35分かかるところが『ワイルドリフト』は15~20分となっています。また、チャンピオンのデザインは、より多くの人に受け入れられやすいようにポップな雰囲気に変えている場合があります。ただ、本質的なプレイフィールは基本的には同じですね。

――『ワイルドリフト』と『LoL』は、ライアットゲームズとしてはどちらをメインのタイトルとして運営していく予定ですか?

ブライアン 別のタイトルとして独立して運営していくので、どちらがメイン、というような感じにするつもりはありません。それぞれのタイトルでプレイヤーのニーズも異なると考えています。ただ、いまはコロナの影響であまり出社できていませんが、オフィスに行けば両タイトルの開発チームはすぐ近くにいるので、共有できることは多いですね。

――『ワイルドリフト』も『LoL』のようにプロリーグを運営する予定はありますか?

ブライアン まだ完全に決めきれてはいませんね。発表できることがあれば、随時情報をお届けしようと思っています。

スマホ版『LoL』こと『ワイルドリフト』のCBTがスタート、開発者にあれこれ訊いた! 「1試合は15~20分」「全チャンピオンを本作に適応できる」

――『ワイルドリフト』のAPIの公開予定はありますか?

ブライアン まだ未定です。

――『LoL』がパッチによって変化した内容は『ワイルドリフト』にも導入されますか?

ブライアン 「はい」とも「いいえ」とも言えます。両作品でもっとも重要なチャンピオンに関しては、統一感を持たせたいとは思っていますが、『ワイルドリフト』独自のアイテムもあるので、そちらは『LoL』とは違う進化をしていくと思います。

――操作方法の違いによって『ワイルドリフト』に導入しにくいチャンピオンはいますか?

ブライアン 開発の初期段階は、『ワイルドリフト』に組み込みやすいスキル構成のチャンピオンを優先して導入していきましたが、徐々に、ヤスオやゼドのように組み込みにくいチャンピオンなども導入を試していきました。結論としては、現在『LoL』にいるすべてのチャンピオンがしっかりと『ワイルドリフト』に適応できると考えています。もちろん、『ワイルドリフト』に最初から全員を入れるのは難しいので、チャンピオン数は徐々に増やしていきます。

スマホ版『LoL』こと『ワイルドリフト』のCBTがスタート、開発者にあれこれ訊いた! 「1試合は15~20分」「全チャンピオンを本作に適応できる」

――コンソール版の予定もあるとうかがいましたが、いつごろになりそうですか?

ブライアン まだアナウンスできることはないですね。まずはスマホ版をリリースが優先です。

――ランクマッチは、チャンピオンのバン(使用禁止にすること)はありますか?

ブライアン クローズドβテスト中はありませんが、正式リリース後は各チーム3体バンできるようにする予定です。チャンピオンの数が増えてくれば、バンできる数も増やすと思います。

――『LoL』と『ワイルドリフト』でアカウントをリンクしたときに報酬はありますか?

ブライアン 詳しい内容は明かせませんが用意する予定です。PC版のプレイ時間や課金額に応じて、報酬をグレードアップするプランもあります。ただ、『LoL』と『ワイルドリフト』は別タイトルなので、『LoL』の所有チャンピオンなどは共有されないのでご注意ください。