ホラー映画の名作『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を原作とする一人称視点ホラーアドベンチャーゲーム『ブレア・ウィッチ』に、Oculus Quest版が発表された。2020年10月29日に29.99ドルで配信予定。(※日付と価格は北米基準のもの)
本作の主人公は元警官のエリス。“ブレアの森”に迷い込んだと見られる少年の捜索隊に加わり、警察犬のバレットとともに森の奥へと進んでいくことになる。
Quest版はFacebookの最新VRヘッドマウントディスプレイであるOculus Quest 2を念頭に開発されており、両手のモーションコントローラーを使った没入感の高い操作が可能(バレットを撫でることもできる)。音響面もVRに合わせて強化されている。
こちらもQuest向けに配信されている『Layers of Fear』シリーズなどでつちかわれてきた、開発元Bloober Teamお得意の「振り返ったらさっきと様子が違う」とか「何かが一瞬だけ見えてしまう」といった視覚ギミックや、原作の設定を活かしたビデオテープを使った謎解き(※)などはVRとの相性も良さそう。
(※例えば木が倒れていて通れない場所で、木が倒れる前が写ったビデオを巻き戻すことでなぜか目の前の木も元通りになる)
本作には森に潜む“何か”に襲撃されることもしばしばあり、暗い中で周囲に目を凝らしながら懐中電灯を向けて追い払わなければいけなかったりするので、VRホラーで迫られる系が駄目な人は要注意……っていうか絶対それ怖すぎるだろ。
なおQuest以外のVRプラットフォームに対応したバージョンも今後発表予定とされている。