東京ゲームショウ2020 オンライン(TGS2020)の会期に合わせて、2020年9月27日に放送されたセガの配信番組“セガなま~セガゲームクリエイター名越稔洋の生でカンパイ~”。

 同番組の放送終了間際に、龍が如くスタジオ総合監督の名越稔洋氏が『龍が如く』のハリウッドでの映像化について言及。一部報道で情報が出ていたプロジェクトの始動が事実であることを認めた。

 この取り組みについて名越氏は、映画化を希望する側と版権を持つ側とでビジネスとして協議が進められることが多いが、今回はその座組みを作る段階で「(名越氏が)納得がいかなかったら、やりたくないということを全面に押し出して話をしている。基本的には(作品に)口を出して、ちゃんとしたものを作るという前程で、覚悟してやります」とコメント。また、「その形でないと、やること自体にあまり意味はないと思う。せっかくならいいものを作りたいので」と発言している。

『龍が如く』ハリウッド実写化へ。名越総合監督がプロジェクト始動についてコメント【TGS2020】

 『龍が如く』といえば、格闘家の船木誠勝氏が桐生一馬役を演じたゲームのプロモーション映像『龍が如く ~序章~』のほか、2007年には劇場映画として、『龍が如く 劇場版』(三池崇史監督)といった実写作品がある。とくに『龍が如く 劇場版』は、桐生を演じた北村一輝氏に加え、真島吾朗を演じた岸谷五朗氏の怪演(?)が話題となった。

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 そのほか外伝作として、『クロヒョウ 龍が如く新章』『クロヒョウ2 龍が如く 阿修羅編』が人気俳優・斎藤工氏の主演でテレビドラマ化されているほか、ゲオショップでオリジナルドラマ作品『龍が如く 魂の詩。』などが制作されている。

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