ゲーム業界毎年恒例となった年末の祭典The Game Awardsが、今年は北米時間の2020年12月10日(木)に開催されることが明らかとなった。しかも今年は、ロサンゼルス、東京、ロンドンの3都市をデジタルでつなぎ、賞のライブプレゼンテーション、音楽パフォーマンス、“ワールドプレミア”としてのゲームの新作発表などを行うという。イベントは、45以上のグローバルなビデオプラットフォームで無料のデジタルライブストリームとして生中継されるとのことだ。

 The Game Awardsのプロデューサー/ホストであるジェフ・キーリー氏は、「2020年、ビデオゲームはこれまで以上に私たちを結びつけ、慰めてくれています。2020年のThe Game Awardsは、これまででもっとも重要なショウになります」と意気込みを語っている。

 その年のすぐれたゲームに贈られるThe Game Awardsは、毎年年末に開催され、世界中のゲームファンから注目を集めてきた。昨年のThe Game Awardsは、ピーク時のライブ同時視聴者数が770万人以上で、全世界で5000万人の視聴者数を記録したという。その年のもっともすぐれたゲームに贈られるGame of The Yearには、昨年2019年はフロム・ソフトウェアの『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』が、2017年には『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』がそれぞれ受賞しているのが記憶に新しいところ。また、数々の新タイトルが発表される場ともなっている。

 なお、2020年のThe Game Awardsでは、新たな賞として“Innovation in Accessibly(イノベーション・イン・アクセシビリティ)”が新設されることも発表されている。この賞は、ビデオゲームのエンターテイメントを創造し、多様化に貢献している開発者にスポットライトを当てるものとなっているとのことだ。

 2020年のThe Game Awardsの詳細は、今後数ヵ月で明らかにされるとのことなので、続報に期待したい。

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以下、過去のThe Game Awardsの模様から。左がジェフ・キーリー氏。
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