未知へのあこがれは誰にも止められない――。
2020年1月17日公開の劇場最新作が大きな話題を呼んだアニメ『メイドインアビス』。大相撲の関脇(当時)・正代関が鑑賞して泣き、部屋の後輩にも見せたというニュースが世間を賑わせた本作(テレビアニメ版か劇場版かは不明)。
イラストの雰囲気だけを見ると“わくわく冒険ファンタジー”といったかわいらしい印象を持ちますが、ネット上では「軽い気持ちで見たら、内容がエグすぎてトラウマになった」、「“おもしろいのにおすすめできないアニメTOP5”に間違いなく入る」といった反響が。いったいなぜ? あと正代関(と、部屋の力士たち)が泣いた箇所ってどこ?
これはもう、アマプラで観て確かめてみるしかないでしょう!
『劇場版総集編メイドインアビス 【前編】旅立ちの夜明け』(アマゾンプライムビデオ)現在、アマゾンプライムで配信中の『劇場版総集編メイドインアビス』。
- 『【前編】旅立ちの夜明け』
- 『【後編】放浪する黄昏』
の2部作に分かれており、劇場版最新作『メイドインアビス-深き魂の黎明-』に入る直前までのエピソードをおよそ4時間で把握することができます(後編のエピローグには、アニメ版では一切登場しなかったキャラクター・プルシュカもチラッと登場)。
ちなみにアマゾンプライムでは、通常のアニメ版も全話見放題。ただし1話あたり約24分(最終話だけ47分)のエピソードが13話まであるので、パパっと内容を予習・復習したい人には、テレビ版のエピソードを再編集したこちらの総集編が断然おすすめです。
物語の舞台は、秘境の大穴“アビス”。巨大なその縦穴には奇妙奇怪な生物や遺物が存在し、多くの探窟家たちを冒険へと駆り立ててきました。
そして好奇心旺盛な女の子・リコも、そんなアビスに魅了されたひとり。のちに人間そっくりのロボット・レグと一緒に旅に出ますが、その道のりは決して安易なものではありません。
たとえばアビスは下に降りる分には何も起こらないものの、上に戻ろうとすると“上昇負荷”とよばれる謎の症状が発生します。上昇負荷は深部であるほど症状が重くなり、幻覚や幻聴、全身からの出血、人間性の喪失、最悪の場合は死に至ることも。
中でも視聴者にトラウマを植えつけたシーンといえば、深界四層の上昇負荷にかかったリコの姿。穴という穴から血がドクドクと吹き出すシーンは、「『メイドインアビス』屈指のトラウマシーン」と謳われるほどかなりショッキングな映像です。うう……。
基本的に前編は“旅の始まり”といった感じで、グロテスクな描写もそこまで登場しません。ところが後編に入ると、もはや衝撃映像の連続。途中でナナチというキュートなキャラクターも現れますが、そのナナチですら我々にトラウマを植えつける“壮絶な過去”を抱えています。
ちなみに劇場版『メイドインアビス-深き魂の黎明-』の鑑賞区分はR15+(15歳未満の鑑賞禁止)。2020年9月25日には劇場版のBlu-ray&DVDが発売されますが、初見の方はくれぐれも心にかかる“負荷”にご注意くださいね。
映画倫理機構さんから【R15+】のプレゼントをいただきました。
こちらが思っていたより、ずっと負荷がかかってしまったようです。 #miabyss
— アニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime)
2019-12-25 18:05:27
果たしてリコたちの冒険の行く末は……。
※Amazon Prime Videoの配信情報は記事制作時のものです。
※ちなみに、ナナチ役の声優、井澤詩織さんも正代関のニュースに反応していました。んなぁ……。
メイドインアビスファンのお相撲さん…
応援するしかないでしょ…!(ノ∀`*))))
— 井澤詩織 (@shiori_izawa)
2020-09-16 19:19:39