海外のインディースタジオDim Bulb Gamesが、さまざまな古典的海外ゲームの解錠要素を試せる『Museum of Mechanics: Lockpicking』をitch.ioで無料配信中。対応プラットフォームはPC/Mac/Linux(ただしMac版とLinux版はテスト環境がないため未検証)。

 これはゲームデザイナーを想定した教育的プログラムとなっており、グラフィックなどはあくまで設計を確認するための簡素なもの。現状では『フォールアウト』や『シーフ』シリーズの初期作や、『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』での解錠要素などが収録されており、今後バージョンを重ねることでより現代の作品のそれにも拡張予定となっている。

 開発したJohnnemann Nordhagen氏は、『バイオショック2』やインディーゲームの名作『Gone Home』ににプログラマーとして参加したのち、Dim Bulb Gamesを設立してアメリカを旅して民話を集めていく『Where the Water Tastes Like Wine』を手掛けた人物。具体的な予定ではないものの、可能であればほかのプレイ要素についても同様のものを作れればとの意向だった。

なぜか洋ゲーによく出てくる解錠要素のいろんなパターンを集めたプログラム『Museum of Mechanics: Lockpicking』が無料公開中_01
能力値とダイスロールだけで決まるタイプ。
なぜか洋ゲーによく出てくる解錠要素のいろんなパターンを集めたプログラム『Museum of Mechanics: Lockpicking』が無料公開中_02
対象のカギを差し込んでると解錠できるタイプ。
なぜか洋ゲーによく出てくる解錠要素のいろんなパターンを集めたプログラム『Museum of Mechanics: Lockpicking』が無料公開中_03
ヒントを貰いながら制限時間内に正解の数字を探っていくタイプ。