Xbox公式サイトに、海外大手パブリッシャーのアクティビジョンが『The Red Door』なる未発表タイトルの製品ページを公開したのが発見され、話題を呼んでいる。

 その製品ページによると、このゲームのジャンルはシューティングで、IARCレーティングにおいて18歳以上が対象。さらに日本語を含む19言語に対応し容量が80GB超という大作級のローカライズ体勢とサイズを持つゲームとなっている。

 一方、タイトルの概要には、「There is more than one truth. If you go looking for answers, be ready to question everything and accept that nothing will ever be the same. The Red Door awaits, do you dare step through it?」(訳: 真実はいくつもある。答えを探すのならば、全てに問いかけるよう備え、すべてが変わってしまう事を受け入れろ。赤い扉は待っている。思い切って踏み込めるか?)という趣旨の謎めいた文章があるのみ。

今年のCoDはブラックオプス?

 さてアクティビジョンで大作級の扱いを受ける18歳以上対象のシューターと言えば、例年新作が発売されるものの今年はまだ発表がないFPS『コール オブ デューティ』(CoD)シリーズが思い浮かぶところだ。実際海外では、この『The Red Door』はコードネームに過ぎず、CoDの中でも特にブラックオプスシリーズのラインの作品なのではないかとの見方がなされている。

 いわく「プレイステーションネットワークの第三者データベースがテスト用と思われる“The Red Door”という作品の登録を発見し、しかもパッケージ名に2020年版『コール オブ デューティ』を示唆する“COD2020”という文字列が含まれていた」とか、「Red Doorとはブラックオプス3のトレイラーに使われたローリング・ストーンズの“Paint it, Black”の冒頭の歌詞だ」とあくまで推測の域を出ないのだが、以前海外メディアで記事が出た「今年のCoDは冷戦期のブラックオプスになる」との話とも符合するため信憑性が高まっている次第。

 仮にその話が本当なのならば、冷戦期のスパイによる情報戦なども描かれた初期ブラックオプスのノリを利用して「リークを逆手に取ってブラックオプスらしい暗号めいたティーザーを行う」というのもアリそうな話ではある。

 果たして真相はいかに? これがCoDとまったく関係ない新作だとしても、それはそれでアクティビジョンの新たな大作FPSとして注目なのは間違いないだろう。