ガンホー・オンライン・エンターテイメントから基本プレイ無料(アイテム課金制)で配信中のNintendo Switch用ソフト『ニンジャラ』。本作は、変幻自在の独特なガムアクションを駆使して戦う、新感覚のアクションゲームだ。

 対戦のルールは、最大8人で争う“バトルロイヤル”と、チームに分かれて4対4で戦う“チームバトル”の2種類。基本的な試合の流れは同じだが、それぞれのルールに適した戦いかたや武器がある。本記事では、その戦いかたの違いや武器選び、勝利するためのコツについて解説する。

 なお、本記事は毎週『ニンジャラ』の耳より情報をお届けしていく連載企画“WNAファミ通支部”の第8回。週刊ファミ通本誌でも連載中なので、そちらもぜひチェックしてほしい。

バトルロイヤル:ガム忍術で複数の相手を巻き込もう

 バトルロイヤルでは、自分以外はみんなライバル。目の前の相手に夢中になって、ほかのプレイヤーから漁夫の利を得られないよう気を付けよう。

 画面左下のキャラクターアイコンの上には、自身の付近の相手プレイヤーの方向を示す“ニンジャセンス”が表示される。これを見れば、画面に映っていなくてもほかのプレイヤーが近くにいるかどうかがわかる。こまめにチェックしておこう。

『ニンジャラ』攻略、勝利のコツをルール別に解説【WNAファミ通支部第8回】_01
『ニンジャラ』攻略、勝利のコツをルール別に解説【WNAファミ通支部第8回】_02
ちなみに、通常のニンジャセンスでは前方しか察知できないが、シノビカード“ニンジャセンス・プロ”を装備することで後方の相手も察知できるようになる。

 ほかのプレイヤーに横やりを入れられないように立ち回るのは大事だが、同時に、自分は積極的に漁夫の利を狙っていきたい。ほかのプレイヤーどうしが戦闘しているところを見かけたらチャンス。隙をうかがいつつ、弱ったところを倒しきろう。

 ただ、そのプレイヤーたちが“ソウサイ”を起こしているときは要注意。ソウサイ中のプレイヤーの周囲には衝撃波が発生し、触れると吹き飛ばされてしまう。ガムシュートも弾かれてしまうのでソウサイが終わるのを待つのが賢明だ。

 なお、遠距離から攻撃できるガム忍術を使えば、衝撃波を無視してほかのプレイヤーを狙うこともできる。

『ニンジャラ』攻略、勝利のコツをルール別に解説【WNAファミ通支部第8回】_03

 漁夫の利を狙ううえでとくにオススメのガム忍術が、攻撃範囲が広く、なおかつ高ダメージを与えられる“カンツーミキサー”と“フジヤマロケット”のふたつ。カンツーミキサーは“マキモノトウ”と“ニンジャヨーヨー”、フジヤマロケットは“アイアンノイズ”と“トリックボール”でそれぞれ使用可能だ。

『ニンジャラ』攻略、勝利のコツをルール別に解説【WNAファミ通支部第8回】_04

 また、“ドリルビースト”でのみ使用可能なガム忍術“オシオキブレード”も強力。こちらは一定時間武器が変形し、ダメージが大幅に伸びるうえに攻撃した方向にガムを飛ばし、当たった相手をガムバインド状態にする。

『ニンジャラ』攻略、勝利のコツをルール別に解説【WNAファミ通支部第8回】_05

 しかも、なんと発動時にライフが回復する効果までついている。だが、発動時と攻撃モーション後に硬直がある点に注意。当たれば即IPPONのガム忍術“テンチムヨウ”でその隙を狙われたら、せっかく溜めた忍術ゲージが水の泡になってしまう。

 チームバトルでも言えることだが、バトルロイヤルではとくにガム忍術の使いかたが重要。使えるようになったから使うのではなく、より多くのポイントが見込めるタイミングで使うようにしたい。

 とはいえ、温存するあまり、まったく使わないのももったいない。ガム忍術は再使用までにかかる時間が長いため、1試合のうちに使えるのは最大2回がいいところ。温存しすぎて1回しか使えないことになるより、たとえひとりにしか当たらない場面でも早めに使ってしまったほうがいい。

 また、ガム忍術を最大限に活用するためにも、試合の残り時間が何秒くらい残っていれば2回使えるのか把握しておくといいだろう。

チームバトル:味方とのチームワークを意識!

 チームバトルでは、4人の合計ポイントを競い合う。基本的なルールや流れはバトルロイヤルといっしょだが、ドローンを倒したときの仕様が以下のように少し異なる。

●バトルロイヤル

  • ドローン(小):倒した際に100ポイントを獲得。Sエナジー上限が1増加。
  • ドローン(大):倒した際に200ポイントを獲得。Sエナジー上限が2増加。

●チームバトル

  • ドローン(小):倒した際に300ポイントを獲得。倒したプレイヤーと近くにいる味方のSエナジー上限が1増加。
  • ドローン(大):倒した際に500ポイントを獲得。チーム全員のSエナジー上限が2増加。

 バトルロイヤルよりも獲得ポイントが高くなっているので積極的にドローンを倒して回
ればポイントを稼ぎやすい。さらに、チームバトルでのドローン(小)は近くにいる味方のSエナジー上限も増加する。

『ニンジャラ』攻略、勝利のコツをルール別に解説【WNAファミ通支部第8回】_06

 ドローンに専念する役を作るとしても、試合序盤はある程度固まって動いてSエナジー上限増加の効果をシェアするほうがチーム全体の強化につながる。また、バトルロイヤルに比べてドローンのライフも高くなっており、ひとりだけで倒すのは若干時間がかかってしまうため、襲われないように注意したい。

 また、チームバトルは、基本的には味方といっしょに行動するのが鉄則。孤立した状態で複数の相手と遭遇してしまうと、うまく相手に攻撃を当てられたとしても、コンボ中にもうひとりの相手に攻撃されてしまうため、人数差のある状態では圧倒的に不利になってしまう。

 逆に言えば、味方といっしょに戦う際には相手のコンボをジャマすることを意識するとワンランク上のステージにいけるだろう。味方を救えば相手のポイント獲得を防げるうえ、その味方といっしょに相手を攻撃できて、逆にこちらがポイントを獲得できれば一石二鳥だ。

『ニンジャラ』攻略、勝利のコツをルール別に解説【WNAファミ通支部第8回】_07

 チームバトルで個人的にオススメしたい武器が、ヨーヨータイプの“メロウアラモード”。メロウアラモードでのみ使えるガムシュート“ガムサーチャー”は、着弾した位置にフィールドを展開し、その中にいる相手の位置が表示されるようになり、さらに相手のSエナジーを徐々に減少させる。

 これがチームバトルでは非常に強力。交戦しているところに撃ち込めば、相手はSバーストや回避などのアクションが取りづらくなるので味方が有利になる。また、カンツーミキサーのような長距離ガム忍術も壁越しに当てやすくなる。

『ニンジャラ』攻略、勝利のコツをルール別に解説【WNAファミ通支部第8回】_08

 そのうえ、スペシャルの“ビヨンド・ザ・ガム”もサポート向きの性能をしている。ヒットした相手を強制的に変化させるので、味方を攻撃している相手に使えば、相手は一転して大ピンチに。反撃できない相手を味方といっしょに攻撃できるのだ。

『ニンジャラ』攻略、勝利のコツをルール別に解説【WNAファミ通支部第8回】_09

 サポート特化の武器なので、爆発的な火力があるわけではないが、チーム全体の補強ができる武器だ。チームバトルならではの戦いかたをしてみたい人は、ぜひメロウアラモードを使ってみてほしい。

 さて、ここまで長々語ってきたが、もちろんここで紹介したことはほんの一部。この通りにしなければ勝てないということはないし、オリジナル戦法を編み出すのも楽しみかたのひとつだろう。本記事が、初めてランクマッチに挑戦する人やなかなか勝てなくて困っている人の助けになっていれば幸いだ。

過去のWNAファミ通支部はこちらからチェック!