2020年7月15日未明。VRミステリーアドベンチャーゲーム『東京クロノス』のTwitterアカウントが、“「東京クロノス」公式”という名称から“「アルトデウス: BC」公式”へと変化した。“アルトデウス”と言えば、『東京クロノス』を開発したMyDearestの最新作『ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: ビヨンドクロノス)』のことだと思われるが……?
『東京クロノス』は、アニメーション映画『楽園追放 -Expelled from Paradise-』の3Dモーション監督を務めた柏倉晴樹氏や、『ソードアート・オンライン』のプロデューサー・三木一馬氏、新鋭のイラストレーターのLAM氏、小説家の小山恭平氏など、さまざまなクリエイターが集結して生み出されたVRゲーム。
2020年には“ファミ通・電撃ゲームアワード2019”のベストアドベンチャーにノミネートされるなど、業界内外から注目されていた。そんなゲームにいったい何が起こっているのだろうか。
Twitterアカウントに改変が見られたのは2点。“「東京クロノス」公式”という名称から“「アルトデウス: BC」公式”へと名前が変更。IDについても“@tokyo_chronos”から“@chronos_series”へ変更されている。
これは、2019年の東京ゲームショウで発表され、同11月にティザームービーが公開された『ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: ビヨンドクロノス)』で何か新展開があるに違いないだろう。
そんな期待を胸に『東京クロノス』を開発したMyDearestの宣伝担当・川野優希氏に直撃してみた。
川野優希氏(かわのゆうき)
MyDearest宣伝担当。
――『東京クロノス』の公式Twitterアカウントの名前とIDが変更になっていますね。
川野よくお気づきになられましたね。本当は明日、公式から正式発表するつもりだったのですが……。
――見つけてしまいました。
川野わざわざご連絡までいただいたので、現時点でお話できることはすべてお伝えします。
――ありがとうございます。では、『ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: ビヨンドクロノス)』(以下、『アルトデウス: BC』)開発の進捗について教えてください。
川野そうですね……。いまが大切な時期です。社内のメンバーは本気で開発に取り組んでいます。
――なぜ、このタイミングでTwitterアカウントの名前とIDを変えたのでしょうか?
川野いよいよ皆さまに向けて『アルトデウス: BC』のお話ができる準備が整ったということです。ティザームービーを出したのが2019年11月ですので、9ヵ月経ってようやく新しい情報をお伝えすることができます。
――いよいよ、ということなんですね。ちなみに、情報解禁日はいつなのでしょう?
川野(少し時間をおいて)2020年7月22日(水)です。この日に『東京クロノス』で二階堂華怜を演じていただいた石川由依さんをお招きして“オンライン発表会”を行う運びとなっています。こちらは20時から弊社のYouTubeチャンネルで配信します。
――おお。発表内容はどんなものに?
川野作品の世界観や物語、ゲーム性。そして出演キャストを発表する予定です。
――なるほど。現時点でファミ通.comの読者の皆さんにお伝えしたいことはありますか?
川野そうですね。せっかくのですので、ひとつ種明かしを。これは7月22日までに試していただきたいのですが……。『アルトデウス: BC』の公式ホームページに昨年の11月から仕掛けを用意していまして。じつはスマホ限定で同作に登場するキャラクターのイラストが隠されていたのです。
――え!? そうだったんですか?
川野ええ。まずは、下の方にスクロールいただくと最初のキービジュアルが表示されますよね。ここでご自身の5本の指をビジュアルに乗せていただくと……。このような画像が表示されます。
※こちらの仕掛けは2020年7月22日まで見られるものとのこと。
――おぉ! これはどんなキャラクターなのでしょう?
川野詳細は7月22日のオンライン発表会をお楽しみに(ニッコリ)。
――また、宣伝かよ! 告知職人か!!!!!
というわけで、いよいよ秘密のベールを脱ぐ『アルトデウス: BC』。その全貌を知りたい方は、YouTubeで配信されるオンライン発表会をチェックしよう。