プレイステーション4用ソフト『Dreams Universe』は、ゲームをはじめとするさまざまなインタラクティブコンテンツを作ってシェアできるというユニークなツール。そんな本作のVR対応アップデートが、海外の2020年7月22日に配信されることが発表された。

 このアップデートは無料で提供され、ソフト自体をPlayStation VRに対応させてVR向けのコンテンツを作ったり遊んだりすることが可能になるとともに、VRまわりの新たなチュートリアルや開発チームによるサンプルコンテンツなどもついてくるという。

非VRコンテンツにも恩恵が

 ここでポイントとなるのが、VRモードで作るコンテンツがすべてVR向けに限定されるというわけではなく、またVRコンテンツの制作自体は非VRモードでも可能ということ。すべてはユーザーの発想次第だ。

 特に大きな恩恵を受けるだろうとされているのが3Dモデルのモデリング(スカルプティング)で、これをPS VRとPS Moveコントローラーを組み合わせてVRモード内で行うことで、自分の目と手を使って直感的に造形を行えるようになる。

 こうした“VRスカルプティング”はプロ向けでもその可能性が模索されている分野で、例えばFacebook傘下のOculusが開発したVRスカルプティングツールの『Oculus Medium』は、昨年末になんとあのAdobeが買収を行っている。

 そのほかにもVRスカルプティングツールにはMasterpieceVRによる『Masterpiece Studio』やFoundryの『Kanova』などいろいろあるのだが、そういった専門家向けのソフトと比べるとある程度カジュアルなツールになるとはいえ、『Dreams Universe』で手軽にVRスカルプティングできるようになるのは結構面白い可能性を秘めているのだ。