角川ゲームスは、2020年7月30日(木)発売予定の角川ゲームミステリー最新作『Root Film(ルートフィルム)』について、著名人ゲームレビューの第1回を、本日2020年6月18日(木)に公開した。

以下、リリースを引用

角川ゲームミステリー最新作『Root Film(ルートフィルム)』著名人ゲームレビュー第1回公開のお知らせ

 株式会社角川ゲームス(本社:東京都品川区 代表取締役社長 安田善巳、以下角川ゲームス)は本日、2020年7月30日(木)発売予定の角川ゲームミステリー最新作『Root Film(ルートフィルム)』の著名人ゲームレビューの第1回を、2020年6月18日(木)に公開いたしました。

『ルートフィルム』著名人ゲームレビューの第1回が公開! 先陣を切るのは『Wizardry』を題材にした小説などでおなじみのベニー松山氏_01

 今回は、“著名人ゲームレビュー”として5名の著名人に『Root Film(ルートフィルム)』をプレイしていただき、論評を行っていただきました。

 著名人ゲームレビューの1回目として先陣を切るのは、『Wizardry』を題材にした小説『隣り合わせの灰と青春』などでおなじみのベニー松山氏です。

 以下はベニー松山氏のレビューとなります。

『Root Film(ルートフィルム)』著名人ゲームレビュー 第1回

ベニー松山氏

 『ルートフィルム』、紛うことなく傑作である。

 こうしたレコメンドのレビューは話半分、誉めてくれと頼まれて書いていると疑うかも知れない。

 私も大概、眉が唾液でべたべたになるくらいに疑り深い。

 だがしかし! その猜疑心に凝り固まった男が適当に遊び始めて、気がつけばエンディングを涙ぐみながら眺めていたのだ。

 ミステリーものはどうしても後半のほうが盛り上がる。そうでなければいけない。

 だから本作の序盤をひと区切り遊んで、もしかするとそのまま積んでしまう人もいるかも知れない。

 でもそれはあまりに勿体ない。張り巡らされた伏線、鳥肌ものの構成の妙、そしてどんどん好きになってしまう魅力的な登場人物たち......絶対に完走すべきだ。

 この傑作ミステリーを楽しみ尽くさないのは人生にとって損だと請け合ってもいい。

 そして私はすでに、まだ行ったことのない島根を訪れたくなっている。

 自分にそういうところがあったのかと、本作の効能に驚いているところなのだ。

 第2回以降、レビューを担当する著名人は以下の4名を予定しています。

  • ローリング内沢
  • しまねっこ
  • バカタール加藤
  • 平林久和
    (敬称略)

 ぜひ、この著名人ゲームレビューにて『Root Film(ルートフィルム)』の魅力を感じ取っていただき、第2回以降もお楽しみにお待ちください!

『Root Film(ルートフィルム)』の概要

  • 対応機種:PlayStation4 / Nintendo Switch
  • ジャンル:ミステリーアドベンチャー
  • 発売日:7月30日発売予定
  • 価格:通常版 6,800円(税別)/ダウンロード版 6,800円(税別)
  • 初回購入特典:i☆Ris×Root Film 秘蔵映像 Collection DVD(※DL版には付属しません)
  • 発売:株式会社角川ゲームス
  • 公式サイトはこちら
  • 概要:「29.97f(フレーム)に隠された殺意の幕が開く」

 八雲とリホという2人の主人公。それぞれの物語を進め、過去のとある記録を紐解いたとき、あなたが目にする真実とは......。

 舞台となる島根を綿密に取材したデータを落とし込んだ、臨場感のある美しい背景のもとで展開されるミステリー作品『Root Film(ルートフィルム)』。

 現代に蔓延するネット社会の闇、狂気とアートのカタルシスへ導く、河野一二三氏の奥深いストーリーをお楽しみください。