ポーランドのゲームメーカーCD PROJEKTが、同社を代表するアクションRPG『ウィッチャー』がシリーズの世界累計販売本数が5000万本を突破したことを発表した。
ついに #ウィッチャー シリーズの累計セールスが5000万本を突破!
ケィア・モルヘンにヴィジマ、ヴェレン、ノヴィグラド、スケリッジ諸島にトゥサン ―― こんなにも多くの冒険者達がウィッチャーの世界を旅してくれたことに、深く感謝… https://t.co/ESR3Jd2Bfy
— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP)
2020-05-29 10:02:00
これは、2020年第1四半期の業績についての投資家向けビデオメッセージで明かされたもの。ゲーム開発とパブリッシング以外にPCゲーム配信サイトのGOG.comの経営なども行っている同社だが、2020年第1四半期の業績は売り上げ・利益ともに過去最高を記録したとしており、総売上げ高は前年同期に対し2.5倍以上を記録したという。
この理由として、昨年10月に発売されたNintendo Switch版『ウィッチャー3 ワイルドハント』の好調や、『グウェント ウィッチャーカードゲーム』Android版および『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』Switch版の配信などが挙げられている一方、新型コロナウィルスによる世界的な外出自粛の中でゲーム需要が大きくなっていることもあるのではないかと推測が語られている。
『ウィッチャー』シリーズは、アンドレイ・サプコフスキによるファンタジー小説を原作とした、モンスタースレイヤー“ウィッチャー”のゲラルトの戦いを描いた作品。2007年に初代作が登場し、その後家庭用版などにも広がりつつ、2015年の第3作で一気に世界的ブレイク。昨年12月には同小説を原作とするNetflixドラマも公開されている。