インディーゲームパブリッシャーDevolver DigitalによるNintendo Switch、プレイステーション4、PC向けアクション『The Messenger』を紹介する。担当はテレワークで運動不足ぎみというライターNiSHi

 カナダのデベロッパーSabotage Studioによる2Dアクション。物語の舞台は、悪魔の軍団によって人類の大半が滅びた世界。主人公は、死よりも隠遁を選んだ人類の生き残りが暮らす村出身のひとりの忍者。プレイヤーは主人公の忍者を操作し、滅びの運命にある村と一族を守るため、冒険へと旅立つ。

 本作の大きな特徴は、物語開始時はステージクリアー型となっているゲームシステムが、物語中盤からは、探索型のアクションゲームとへと変化すること。それにより、ゲームのグラフィックと音楽が8Bitから16Btitに切り換わる。横スクロールで一度しか訪れなかったステージを、生まれ変わった地形や音楽で再び探索することで、物語に深みを感じつつ、新鮮なゲーム体験が味わえるのが魅力の作品だ。

STORY

滅びた世界の西端に切り立つ、断崖の上に…
死より隠遁を選んだ、
人類最後の生き残りが暮らす村があった…
いずれ訪れる運命に抗い、
ただ生き残るためだけに、
村では日夜鍛錬が続けられていた…
人類を根絶すべく、魔物の軍団が再び地上に
現れるという言い伝えがあるのだ…
幸いにして、それと同時に西の海より英雄が
飛来し、加護と英知をもたらすとされている…
いつもと変わらぬ平凡なある日、
ひとりの若き忍者が今まさに、
その英雄と出会い…
一族の存亡がかかった巻物を手に、
危険に満ちた世界へ旅立とうとしていた…

テクモ(当時)より発売された『忍者龍剣伝』に強いインスパイアを受けたという本作。高い難易度と特徴的な忍者アクションが楽しめるのも魅力。
プレイヤーを待ち受けるボス。道中に登場する魔物たちとは比べ物にならないほどの強さを誇るが、無事倒せたときの達成感はひとしお。

8Bitと16Bitの世界を巡り、呪われた大地を冒険

 冒頭で触れた通り、本作は物語の進行度により、ゲームのスタイルが大きく変化する。物語前半は、各ステージの敵を倒しながら先へと進み、最後に待ち受けるボスを倒すというステージクリアー型。中盤以降は、物語の進行に必要なキーアイテムを探す、アイテム探索型となっている。本編を通じてアクションは共通しており、刀による近接攻撃と手裏剣による遠隔攻撃、そしてジャンプの3種が基本アクションとして行える。

各ステージの難度は、なかなかの歯応えを誇っているため、焦らずに、ステージ内のギミックや敵の特徴を把握することが重要だ。
物語中盤以降の探索型パート。与えられるヒントを頼りに、マップをつねに確認しながら、隠されたキーアイテムを探し出そう。
キーアイテムを無事にゲット。なお、どうしてもアイテムの場所がわからない場合は、後述する商店を利用できる。

忍びの技で困難を乗り越えろ!

 ふたつの攻撃手段やジャンプのほかにも、忍者ならではの壁掴みによる移動や二段ジャンプ、ムササビや鉤縄を使用した忍者アクションが行える。各アクションはゲームの進行とともに、扱える種類が増えていく。通常アクションに加え、これらの忍びの技も使いこなし、ギミックを突破することが、ステージ攻略に必要不可欠だ。

ステージ内のオブジェクトなどを刀で攻撃した後にボタンを押すと二段ジャンプができる。
ジャンプ中にムササビを使用すると、ゆっくりと滑空できる。トゲのあるステージで有効だ。
敵や壁、そしてオブジェクトに対して鉤縄を使用することで、危険な場所や遠くの敵のもとへ即座に移動できる。

商店を利用して冒険を有利に進めるべし!

 各ステージに点在する商店では、道中で手に入る貨幣を使用することで、主人公の能力を強化したり、新たなアクションを習得させることができる。商店はステージ内の限られた場所にしか出現しないので、見つけ次第立ち寄って主人公を強化し、冒険を有利に進めよう。

能力の強化はスキルツリー形式で行われる。貨幣は敵を倒したり、道中の宝箱から入手可能だ。
探索型パートになると、マップ上でキーアイテムのある場所に印を付けてくれるサービスも開始。

『The Messenger』GAME DATA

  • メーカー:Devolver Digital
  • 開発:Sabotage Studio
  • ハード:Nintendo Switch、プレイステーション4、PC
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