トレーニングゲームの火付け役

 2005年(平成17年)5月19日は、ニンテンドーDSソフト『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』が発売された日。本日でちょうど発売から15周年を迎えた。

 『脳トレ』は、任天堂から発売された脳活性化ソフト。ゲームの経験や知識を必要とせず、老若男女が楽しめるソフトラインアップ“Touch! Generations”のひとつとして登場した。ポリゴンで再現された監修者・川島隆太氏の顔がかなり印象的で、トレードマーク化していたので容易に思い出せるはずだ。

 本を読むようにニンテンドーDS本体を縦に持ってプレイする珍しいスタイルを採用しており、簡単な計算や文章の音読などのトレーニングを行って脳を効果的に鍛えていく。3つのテストで“脳年齢”を測定することも可能で、その結果に一喜一憂したプレイヤーも多かったのではないだろうか。女優の松嶋菜々子さんが「52かよ!」と自分の脳年齢にツッコミを入れるCMは、かわいらしくインパクトもあって有名だ。ちょっとした空き時間を利用してプレイできる気軽さもあって、通勤通学中などに脳を鍛えていた人もいた模様。

 本作は口コミやテレビの報道などで徐々に注目を集めていったタイトルで、発売直後はそれほどでもなかったが、少しずつ売上を伸ばして約半年後には100万本を突破。敬老の日に祖父母へ本体とソフトをプレゼントする、なんてユーザーもいたらしい。

 その後は、社会現象にまで発展し、空前の脳トレブームを巻き起こした。2006年の新語・流行語大賞で“脳トレ”がトップテンを受賞していることからも、当時のブームっぷりが伺い知れる。ちなみに、第1回のファミ通アワードでも本作がオールジェネレーション賞とゲームキャラクター大賞を受賞している。キャラクターとはもちろん、ポリゴンで描かれた川島教授のこと。

※ファミ通アワード2005の模様はこちら(古い記事のため、PCからのみご覧いただけます)

 シリーズ第2弾として、『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』が2005年12月29日が発売。最新作として『東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング』が2019年12月27日に発売されている。筆者は、最近言いたい言葉がなかなか出てこなくなってきているので、絶対コレで脳を鍛えたほうがいい気がするな……。

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